本日は、受講する際の心がけについて書きます。

 

「良い受講生とは」なんてタイトルを書くと

短期間で伸びる優秀な人物について書かれているのかな

と思う読者さんが多いかもしれませんね。

 

しかし社会的に優秀かどうか、短期間で伸びるかどうかは

今ここでは関係ありません。

 

結論から言うと、講師から見て「良い受講生とは」

ご自分の見え方が、今どうなっているのかを正直に言える方です。

 

速読の訓練は、徐々に見る速度が上がって行きますが、

成長の過程を無視して速度を上げれば見落としが出てきます。

 

そんな様子が見受けられた時に講師は

「今ここは見えていますか?」

とか

「まだ理解しなくていいのですが、読めそうなぐらい鮮明に

見えますか?」

などと聞きます。

 

そんな時に正直に、「見えませんでした」

と言ってもらえれば、それではこうしましょう、

と見えるようになるためのアドバイスが出せます。

 

時々講師から見て大丈夫そうだと思って

見えているか確認しないで新しいステップに進めようとすると

「ここが良く見えていないので、もう少しやらせてください」

と、言い出す受講生もいます。

 

こういう受講生が良い受講生です。

 

このように自分に厳しい受講生は、後々理解をする訓練になった

時に苦労しないで理解が入るようになります。

 

レベルの高いクラスになると

高速で本を読んだ後に

 

「1行毎にスーッと頭に入って来ました」

とか

逆に

「自分の頭の中ではなくて、外で理解している感じでした」

などと

言ったりします。

 

こう言う表現をする受講生は初期の頃、自分に厳しく、講師にも自分にも嘘をつかなかった方ばかりです。

 

読者さんも、もしこれから当教室に入会ご希望であれば

訓練中に変化があった際に、どんな見え方だったか正直に口に出してください。

それが間違った見方だったら

優しく正しい方向に導いて行きますので、安心してください。