本日は、速読の訓練前に整体の施術を受けて臨んだ男性の記録です。

 

当教室の訓練は一定のペースで伸びるのではく、あまり変化がない時期とグングン伸びる時期があります。

 

そのグングン伸びる時期の1つが、速読眼の完成を迎えるところです。

速読眼というのは、文字を滑らかに順番に見つつ1分間に15,000字の速さで見る能力です。

これは1ページを2秒で見る速さです。

 

知らない人が見たら、一遍に目に入れているのではないか、と思ってしまうでしょう。

 

先日、1分間に10,000字の速さで見られるようになっている男性が、15,000字を目指して教室にやって来ました。

 

この男性は子供の頃から側弯症だったそうで、少し肩の高さが左右で違っていました。

 

どれぐらい背骨が曲がっているのか確認しておきたかったので、以前背骨を触らせてもらったことがありました。

本人が言うほどひどくなかったものの少し左に曲がっている箇所がありました。

 

当教室では、姿勢が大事だと言っていることもあって、

この日は「今日整体に行って来ました」

と言いました。

 

それで、また背骨を触らせてもらうと、確かに真っ直ぐになっていました。

 

きっと良い訓練ができますよ、と言って開始しました。

前回の復習をしてから、徐々に新しい訓練に進めて行きました。

 

前回の記録が10,000字/分ですから、この日は15,000字/分に達すれば万々歳です。

 

ところが、その記録が簡単に出てしまって、まだ十分に時間が余ったので、更に進めました。

最終的には24,000字/分になりました。

 

これは数字だけの問題ではなく、目つきもすっかり変わりました。

目がカッと見開いて爛々と輝き、顔つきまで知的で締まりのある印象になりました。

 

まだ理解の訓練はあまりしていないのですが、一般書を読む速さが5分間に20ページ前後だったのが、この日は62ページになりました。

 

こんなことは滅多にありません。

最初に、整体に行って来たと言っていたので、それが功を奏したのかもしれません。

色々なタイミングが全て一致したのだと思います。

 

読者さんの中には、速読は「ただ広く見ればいいんでしょ」

とか「目を速く動かせばいいんでしょ」

などと、思っている方がいるかもしれませんね。

 

実は、もっと全身を使うものだという1つの例をご紹介しました。