NBS日本速読教育連盟
http://sokudoku.co.jp/
渋谷教室講師によるブログです。



NBS日本速読教育連盟の訓練システムは、大きく分けて
2段階あります。

前半は、文字を素早く順に見ていく目をつくる段階。
後半は、高速で理解していく脳をつくる段階です。

これは、入会前からパンフレットなどで書いてある
ことで、実際に入会されてからもそういう説明をして
訓練を進めて行きます。

しかし、それでも目をつくる重要性を理解せずに
早く理解する脳をつくる訓練に入りたいと思う方
がいます。

目をつくる段階にも細かくステップがあるので、
ステップアップしたら、以前の訓練はやりたくない
と思う方がいます。

しかし、今の訓練がうまく出来なけけば、以前の訓練
に戻ってやり直した方が、早く修正できるのです。

垂直跳びに例えるなら、脚を伸ばしきってもっと高く
跳ぼうと思うより、一旦しゃがんだ方が高く跳べるの
と同じです。

簡単な訓練で見方の原理や感覚を安定させて、改めて
難しい訓練に挑戦すると、何を意識して訓練すればいいのか
明確になって、さっきまでの苦労が嘘のように
出来るようになるのです。

理解の訓練に入ったときに、理解がうまく入らない場合
は見る訓練が正しく出来ていなかった場合がほとんどです。

今年1月に1分間に5万字読めるようになった方を表彰し、
体験談をスピーチしてもらったのですが、こんな話が
ありました。

「速読眼をつくっている段階で、こんな訓練はどうでもいい
から早く脳を開発する訓練に入りたい、と思っていました。
その焦りが遠回りになった原因でした」
と。

当教室のカリキュラムには、遊びのような訓練はありません。
1つ出来たら次のレベルに、また出来たら次のレベルにと
階段を上がって行くように出来ています。

目をつくってから脳をつくるのも、そういう順番でなければ
脳の中に新しい回路が形成されない、という理由があります。

これから当教室に入会をお考えの方は、そこを肝に銘じて
1つ1つクリアーしていただきたいと思います。



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