極上のピノ・ノワール
久々にブログを・・・。
ゴールデンウィークに東京に遊びに行ったときに、
渋谷のワインバー「シノワ」に飛び込んでみました。
落ち着いた大人の雰囲気の漂うワインバー。
のっけから敷居の高い感じでしたが、
目からうろこの落ちるくらいのいいワインに出逢えたので、
ブログに残そうと思います。
(飲みながら書いているので、文章がおかしかったら、見逃してね
)
普通のワインバーならメニューが出てくるのですが、
このお店には、どうやらメニューがないようです。
気品のある女性バーテンダー。
「どんな感じのワインにしますか?」
これはワインバーというより、ワインサロンに近いと思いました。
せっかくお上りさんでTOKYOに来たので、
ここぞとばかりに、自分の好み・ド・ストライクゾーンをぶつけてみました。
「自分はピノ・ノワール好きなのと、
香りも良くて、味もしっかりしているのが好きです!」
すると彼女は、大振りのボトルを出してきました。
「これなんか、どうでしょうか?」

「カリフォルニアのピノ・ノワールです。
カリフォルニアの3大作り手の1人によるワインで、
作り手の娘の名前にちなんで、イザベラという名前のワインです。
○△×○△×、○△×○△×○△×○△×○△×、○△×○△×○△×○△×○△×・・・・」
ありがたいお言葉をいただいたみたいですが、詳しいことは聞き取れませんでした。
「ちなみに、お幾らなんでしょうか?
めっちゃ高かったりしません?」
福井弁でべしゃりも訛ってるし、お上りさんなのはすでに見抜かれていると思うので、
もう思ったことをストレートに言おうと決めました。
「いや、1,000円代後半ですよ。飲んでみる価値はあると思います。」
じぇじぇじぇ!
たったグラス1杯で2,000円弱と、実にお高い!
さすがはSHIBUYA!
でもせっかく高級ワインバーに飛び込んだわけだし、
これはもう社会勉強だと思い、
平然を装いながらも思い切って注文してみました。
「じゃぁ、それ、いただきます。。。」
大振りのブルゴーニュ・グラスが出てくると、
そこに数cm、透き通ったルビー色のワインが注がれました。
「これで渋谷のワインバー・デビューだ!」
せっかくなので、ボトルの写真を撮らせて下さいとお願いしたので、
しばらくボトルも出しておいてくれました。
カリフォルニア「Au Bon Climat(オー・ボン・クリマ)・イザベラ」。
SFを彷彿とさせる三角形のエチケット。
ごっつくて一回り大きいボトル。
今までに踏み込んだことのない新境地が期待できます。
早速いつものように、大振りのグラスに鼻を突っ込んで、
犬のようにクンクンと香りを嗅ぐ儀式を。。。
鼻を入れた瞬間、ふわっと別格の香りが飛び込んできました。
「うわぁ~~~~~っ、これ、すごいッスね~~~~~!」
ピノ・ノワールならではの上品な香りなのですが、
果実味のしっかりとした、骨太で力強さも兼ね備えた、
そんな極上の香りが一瞬にして広がります!
お味の方も、ブルゴーニュのピノ・ノワールのように水っぽい感じではなく、
しっかりとした果実味やボディーがあり、
ミネラルをも感じさせるしっかりとしたものがありました。
これがカリフォルニアのパワーか!
確かにカリフォルニアワインは、フランスのワインと比べて、
果実味がしっかりしている傾向はあると思うのですが、
どうもトロピカルというか、フルーティーというか、味や香りが甘くなってしまって、
おかず系というよりはスウィーツ系的な感じになってしまう傾向があると思います。
自分は甘口のワインはあんまり積極的には飲まないのですが、
このワインは甘さに逃げず、キレイにまとまっている感じがしました。
女性に例えると、カワイイ系よりはキレイ系で、
しかも上品さやしおらしさだけではなく、
仕事もバリバリできるというか、しっかりとした生きる力も兼ね備えているというか、
才色兼備な感じのイメージです。
多分、モデルとか女優クラスじゃないかと思うぐらいの印象でした。
彼女たちは、美しさだけでなく、男並みのタフさも身に付けていると聞いたことがあります。
「う~ん、旨し!!!!」
ファースト・インプレッションだけで、かなりのインパクト!
ストライクゾーン・ど真ん中に、160km超えの直球が打ち込まれました。
「ストライ~ク! バッター・アウト!」
じゃないか。。。
次に、セカンド・インプレッションの検証を。
具体的にどう香りがいいのか、どう旨いのか。
まず香りの方は、ピノ・ノワールだけあって、甘酸っぱい感じです。
ラズベリーをも彷彿とさせる、キレのある香りに加え、
焼きたてのマカロンのような、グラニュー糖の甘さ。
後者が、ブルゴーニュにはなくカリフォルニアにはある特徴のような気がしました。
味の方も、ピノ・ノワールならではのキレのある甘酸っぱさがあります。
それに加え、しっかりとしたミネラルの存在感が。
例えるなら、「鉛筆の芯!」
そういえば小学校2年生ぐらいの頃、鉛筆のお尻をかじる癖があったのを思い出しました。
奥歯で鉛筆の木をかじる歯ごたえがたまらなかったのを、今でも覚えています。
あまりにも歯ごたえが良くて、噛んで噛んで噛みまくる・・・。まるで麻薬のようです。
噛みすぎて、挙げ句の果てにガリっと芯の部分まで行ってしまい、
口の中が思いっきり黒くて苦くなってしまうことがよくありました。
よく親に怒られたものです。
その時の、あのメタリックなまでの苦さが、一瞬にしてフラッシュバックしてきました!
「あの時の、鉛筆か!!!」
思い切って、バーテンに聞いてみました。
「これ、すごく美味しいですね!
香りもすごいし、パワーもあるし。。。
ちなみにこれって、鉛筆の芯っぽい味がするんですが・・・」
「それはきっとミネラルでしょうね。鉄分だと思います。
地球の半分は、鉄でできてるって言いますよね。
地球の中心は、ほとんど鉄らしいですよ。」
この1杯で、自分はこの鉛筆の芯っぽい味が好きなことが分かりました。
クセになる味わいです。
実際、小学生の頃、鉛筆の芯がクセになってましたので
鉄分のあるワインも開拓の余地がありそうです。
官能的な味や香りと、この鉛筆の芯のようなミネラル感。
複雑なレイヤーの重なり合った、極上の1杯でした。
値打ちのある体験を得ることができました!
ありがとう、SHIBUYA 、ありがとう、TOKYO!
そして半月が経ってからも、あの極上の体験が忘れられず、
またあの至福の一時を味わいたいと思い、
同じワインをネットで取り寄せてしまいました
グラス2,000円近くだから、きっと高いのだと思っていたら、
1本5,000円ちょいぐらいで売られていることに気付きました。
1万以上はするのかと思った。。。

オー・ボン・クリマのピノ・ノワール・イザベラ。
いろいろネットで調べていると、作り手の「Jim Clendennen(ジム・クレンデネン)」は、相当すごいらしいです。
▼以下引用、見てるだけで凄そうです。。。
==================
入手困難!
カリフォルニア・ピノノワール愛好家大注目!
高級ブルゴーニュ愛好家大注目!
年産わずか4,000本足らず!
あの「ブルゴーニュの神様」アンリ・ジャイエを師と仰ぎ、サンタ・バーバラを「カリフォルニアのコート・ドール」と言わしめ、“サンタ・バーバラの怪人”と異名をとるジム・クレンデネン氏のワイナリー!
ワインスペクテーター誌が選ぶ5つ星★★★★★ワイナリーで、2年連続ロバート・パーカー氏から「ベスト・ワイナリーオブ・ザ・ワールド」に選出された超実力派ワイナリー!
大人気オー・ボン・クリマから、ジム・クレンデネン氏の愛娘イザベルちゃんの名を冠した1995年初ヴィンテージの最上級キュヴェ!
高級ピノ・ノワール!
ワイナリーの所有する特定のブドウ畑(ビエンナシド、サンフォード&ベネディクト、タレイ・リンコン、マウント・カルメル等)のブドウから造られた最高の樽を醸造所で巧みにブレンド!(ブレンドの比率はワイナリーの独占的企業秘密とのこと)
ジム・クレンデネン氏がアンリ・ジャイエのクロ・パラントゥを目指して造ったワイン!という説もある渾身の究極ピノ・ノワール!
なんとワイン・アドヴォケイト誌も驚異93点の高評価!(WA#208)(飲み頃:2013~2022年)!
黒系フルーツ、リコリス(カンゾウ)、トースト、土、森の香り!口当たり滑らか、複雑な味わいが溶け合い、最も調和のとれた素晴らしい味わい!オー・ボン・クリマが誇る最高峰ピノ・ノワール“イザベル”が日本正規代理店輸入品で極少量入荷!
================
オー・ボン・クリマはサンタ・マリア・ヴァレーという地区にあります。
この地区を代表する畑の1つは「ビエン・ナシド・ヴィンヤード」です。ビエン・ナシドはスペイン語で「GOOD BORN(良いものが生まれる)」。
69年にカルフォルニア4代目のファーマー、ミル家が購入し70年代に葡萄を植えました。900エーカーという広大な土地にはシャルドネ(300エーカー)、ピノ・ノワール(200エーカー)、ピノ・ブラン、シラー、メルロー、カベルネが植えられ、その後ピノ・グリ、バルベラ、ヴィオニエなども植えられました。オー・ボン・クリマとシラーで有名なキュぺのワイナリーもこの国内にあります。
サンタバーバラの怪人と異名をとる「ジム・クレンデネン」のワイナリー。
カリフォルニア ワインでカレラと双璧をなす存在として知られているのが「Au Bon Climat」です。オーナーのジム・クレンデネン氏は巨匠アンリ・ジャイエ氏に弟子入りし、1982年にサンタ・バーバラにワイナリーを開設しました。1989年と1990年はロバート・パーカー氏の「世界のベストワイナリー」の1つとして選ばれています。
Au Bon Climatとはフランス語で「よく露出しているブドウ園」という意味。
================
▲引用おわり
それで最近、ワイン友が遊びにきたときに、このワイン、
「すごいのがあるよ!」と、開けることになりました。
案の定、感激してくれたので、してやったり!な感じでした
「香りがすごい!」
「ブラッドオレンジのようなニュアンス!」
「ピノ・ノワールの常識を覆すようなワインだ!」
「自分はピノ・ノワールは酸っぱくてあんまり好きじゃないけど、これは旨い!」
自分にはなかった意見も聞けて、また貴重な体験でした。
別のワイン友にも飲んでもらいました。
「うぁ~っ、香りを嗅いだ瞬間、高級なワインの香りって分かるな~!」
いろんな意見を聞いていると、ワインは1人で飲むもんじゃないお酒だとつくづく思いました。
特にいいワインであればあるほど、誰かと共有した方が、より価値があるものだと実感しました。
あ~、またワイン会行きたいな~
めでたし、めでたし!

ゴールデンウィークに東京に遊びに行ったときに、
渋谷のワインバー「シノワ」に飛び込んでみました。

落ち着いた大人の雰囲気の漂うワインバー。

のっけから敷居の高い感じでしたが、
目からうろこの落ちるくらいのいいワインに出逢えたので、
ブログに残そうと思います。

(飲みながら書いているので、文章がおかしかったら、見逃してね

普通のワインバーならメニューが出てくるのですが、
このお店には、どうやらメニューがないようです。

気品のある女性バーテンダー。
「どんな感じのワインにしますか?」
これはワインバーというより、ワインサロンに近いと思いました。

せっかくお上りさんでTOKYOに来たので、
ここぞとばかりに、自分の好み・ド・ストライクゾーンをぶつけてみました。

「自分はピノ・ノワール好きなのと、
香りも良くて、味もしっかりしているのが好きです!」

すると彼女は、大振りのボトルを出してきました。
「これなんか、どうでしょうか?」

「カリフォルニアのピノ・ノワールです。
カリフォルニアの3大作り手の1人によるワインで、
作り手の娘の名前にちなんで、イザベラという名前のワインです。
○△×○△×、○△×○△×○△×○△×○△×、○△×○△×○△×○△×○△×・・・・」
ありがたいお言葉をいただいたみたいですが、詳しいことは聞き取れませんでした。

「ちなみに、お幾らなんでしょうか?
めっちゃ高かったりしません?」

福井弁でべしゃりも訛ってるし、お上りさんなのはすでに見抜かれていると思うので、
もう思ったことをストレートに言おうと決めました。

「いや、1,000円代後半ですよ。飲んでみる価値はあると思います。」
じぇじぇじぇ!

たったグラス1杯で2,000円弱と、実にお高い!

さすがはSHIBUYA!

でもせっかく高級ワインバーに飛び込んだわけだし、
これはもう社会勉強だと思い、
平然を装いながらも思い切って注文してみました。

「じゃぁ、それ、いただきます。。。」

大振りのブルゴーニュ・グラスが出てくると、
そこに数cm、透き通ったルビー色のワインが注がれました。
「これで渋谷のワインバー・デビューだ!」

せっかくなので、ボトルの写真を撮らせて下さいとお願いしたので、
しばらくボトルも出しておいてくれました。
カリフォルニア「Au Bon Climat(オー・ボン・クリマ)・イザベラ」。
SFを彷彿とさせる三角形のエチケット。
ごっつくて一回り大きいボトル。
今までに踏み込んだことのない新境地が期待できます。

早速いつものように、大振りのグラスに鼻を突っ込んで、
犬のようにクンクンと香りを嗅ぐ儀式を。。。

鼻を入れた瞬間、ふわっと別格の香りが飛び込んできました。
「うわぁ~~~~~っ、これ、すごいッスね~~~~~!」

ピノ・ノワールならではの上品な香りなのですが、
果実味のしっかりとした、骨太で力強さも兼ね備えた、
そんな極上の香りが一瞬にして広がります!

お味の方も、ブルゴーニュのピノ・ノワールのように水っぽい感じではなく、
しっかりとした果実味やボディーがあり、
ミネラルをも感じさせるしっかりとしたものがありました。

これがカリフォルニアのパワーか!

確かにカリフォルニアワインは、フランスのワインと比べて、
果実味がしっかりしている傾向はあると思うのですが、
どうもトロピカルというか、フルーティーというか、味や香りが甘くなってしまって、
おかず系というよりはスウィーツ系的な感じになってしまう傾向があると思います。

自分は甘口のワインはあんまり積極的には飲まないのですが、
このワインは甘さに逃げず、キレイにまとまっている感じがしました。

女性に例えると、カワイイ系よりはキレイ系で、
しかも上品さやしおらしさだけではなく、
仕事もバリバリできるというか、しっかりとした生きる力も兼ね備えているというか、
才色兼備な感じのイメージです。

多分、モデルとか女優クラスじゃないかと思うぐらいの印象でした。
彼女たちは、美しさだけでなく、男並みのタフさも身に付けていると聞いたことがあります。
「う~ん、旨し!!!!」

ファースト・インプレッションだけで、かなりのインパクト!

ストライクゾーン・ど真ん中に、160km超えの直球が打ち込まれました。

「ストライ~ク! バッター・アウト!」
じゃないか。。。

次に、セカンド・インプレッションの検証を。
具体的にどう香りがいいのか、どう旨いのか。

まず香りの方は、ピノ・ノワールだけあって、甘酸っぱい感じです。
ラズベリーをも彷彿とさせる、キレのある香りに加え、
焼きたてのマカロンのような、グラニュー糖の甘さ。
後者が、ブルゴーニュにはなくカリフォルニアにはある特徴のような気がしました。
味の方も、ピノ・ノワールならではのキレのある甘酸っぱさがあります。
それに加え、しっかりとしたミネラルの存在感が。
例えるなら、「鉛筆の芯!」

そういえば小学校2年生ぐらいの頃、鉛筆のお尻をかじる癖があったのを思い出しました。
奥歯で鉛筆の木をかじる歯ごたえがたまらなかったのを、今でも覚えています。

あまりにも歯ごたえが良くて、噛んで噛んで噛みまくる・・・。まるで麻薬のようです。

噛みすぎて、挙げ句の果てにガリっと芯の部分まで行ってしまい、
口の中が思いっきり黒くて苦くなってしまうことがよくありました。

よく親に怒られたものです。

その時の、あのメタリックなまでの苦さが、一瞬にしてフラッシュバックしてきました!

「あの時の、鉛筆か!!!」

思い切って、バーテンに聞いてみました。
「これ、すごく美味しいですね!
香りもすごいし、パワーもあるし。。。
ちなみにこれって、鉛筆の芯っぽい味がするんですが・・・」

「それはきっとミネラルでしょうね。鉄分だと思います。
地球の半分は、鉄でできてるって言いますよね。
地球の中心は、ほとんど鉄らしいですよ。」

この1杯で、自分はこの鉛筆の芯っぽい味が好きなことが分かりました。
クセになる味わいです。

実際、小学生の頃、鉛筆の芯がクセになってましたので

鉄分のあるワインも開拓の余地がありそうです。

官能的な味や香りと、この鉛筆の芯のようなミネラル感。
複雑なレイヤーの重なり合った、極上の1杯でした。
値打ちのある体験を得ることができました!

ありがとう、SHIBUYA 、ありがとう、TOKYO!

そして半月が経ってからも、あの極上の体験が忘れられず、
またあの至福の一時を味わいたいと思い、
同じワインをネットで取り寄せてしまいました

グラス2,000円近くだから、きっと高いのだと思っていたら、
1本5,000円ちょいぐらいで売られていることに気付きました。

1万以上はするのかと思った。。。

オー・ボン・クリマのピノ・ノワール・イザベラ。
いろいろネットで調べていると、作り手の「Jim Clendennen(ジム・クレンデネン)」は、相当すごいらしいです。

▼以下引用、見てるだけで凄そうです。。。
==================
入手困難!
カリフォルニア・ピノノワール愛好家大注目!
高級ブルゴーニュ愛好家大注目!
年産わずか4,000本足らず!
あの「ブルゴーニュの神様」アンリ・ジャイエを師と仰ぎ、サンタ・バーバラを「カリフォルニアのコート・ドール」と言わしめ、“サンタ・バーバラの怪人”と異名をとるジム・クレンデネン氏のワイナリー!
ワインスペクテーター誌が選ぶ5つ星★★★★★ワイナリーで、2年連続ロバート・パーカー氏から「ベスト・ワイナリーオブ・ザ・ワールド」に選出された超実力派ワイナリー!
大人気オー・ボン・クリマから、ジム・クレンデネン氏の愛娘イザベルちゃんの名を冠した1995年初ヴィンテージの最上級キュヴェ!
高級ピノ・ノワール!
ワイナリーの所有する特定のブドウ畑(ビエンナシド、サンフォード&ベネディクト、タレイ・リンコン、マウント・カルメル等)のブドウから造られた最高の樽を醸造所で巧みにブレンド!(ブレンドの比率はワイナリーの独占的企業秘密とのこと)
ジム・クレンデネン氏がアンリ・ジャイエのクロ・パラントゥを目指して造ったワイン!という説もある渾身の究極ピノ・ノワール!
なんとワイン・アドヴォケイト誌も驚異93点の高評価!(WA#208)(飲み頃:2013~2022年)!
黒系フルーツ、リコリス(カンゾウ)、トースト、土、森の香り!口当たり滑らか、複雑な味わいが溶け合い、最も調和のとれた素晴らしい味わい!オー・ボン・クリマが誇る最高峰ピノ・ノワール“イザベル”が日本正規代理店輸入品で極少量入荷!
================
オー・ボン・クリマはサンタ・マリア・ヴァレーという地区にあります。
この地区を代表する畑の1つは「ビエン・ナシド・ヴィンヤード」です。ビエン・ナシドはスペイン語で「GOOD BORN(良いものが生まれる)」。
69年にカルフォルニア4代目のファーマー、ミル家が購入し70年代に葡萄を植えました。900エーカーという広大な土地にはシャルドネ(300エーカー)、ピノ・ノワール(200エーカー)、ピノ・ブラン、シラー、メルロー、カベルネが植えられ、その後ピノ・グリ、バルベラ、ヴィオニエなども植えられました。オー・ボン・クリマとシラーで有名なキュぺのワイナリーもこの国内にあります。
サンタバーバラの怪人と異名をとる「ジム・クレンデネン」のワイナリー。
カリフォルニア ワインでカレラと双璧をなす存在として知られているのが「Au Bon Climat」です。オーナーのジム・クレンデネン氏は巨匠アンリ・ジャイエ氏に弟子入りし、1982年にサンタ・バーバラにワイナリーを開設しました。1989年と1990年はロバート・パーカー氏の「世界のベストワイナリー」の1つとして選ばれています。
Au Bon Climatとはフランス語で「よく露出しているブドウ園」という意味。
================
▲引用おわり
それで最近、ワイン友が遊びにきたときに、このワイン、
「すごいのがあるよ!」と、開けることになりました。

案の定、感激してくれたので、してやったり!な感じでした

「香りがすごい!」
「ブラッドオレンジのようなニュアンス!」
「ピノ・ノワールの常識を覆すようなワインだ!」
「自分はピノ・ノワールは酸っぱくてあんまり好きじゃないけど、これは旨い!」
自分にはなかった意見も聞けて、また貴重な体験でした。

別のワイン友にも飲んでもらいました。
「うぁ~っ、香りを嗅いだ瞬間、高級なワインの香りって分かるな~!」

いろんな意見を聞いていると、ワインは1人で飲むもんじゃないお酒だとつくづく思いました。
特にいいワインであればあるほど、誰かと共有した方が、より価値があるものだと実感しました。

あ~、またワイン会行きたいな~

めでたし、めでたし!