坂本九さんの「上を向いて歩こう」は今も心の中に生きている。 | 新時代のリアル

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日航ジャンボ機墜落事故から今日で36年が経ちます。

乗客524人のうち520人が亡くなるという大惨事でした。

犠牲者の中には歌手・坂本九さんも含まれていました。

「上を向いて歩こう」、「見上げてごらん夜の星を」、「明日があるさ」など数々のヒット曲を持ち、紅白歌合戦は11回出場、レコードの売上は全世界で1,500万枚以上に達する国民的歌手です。

 

 

「上を向いて歩こう」は1961年にレコードリリース、アメリカでは「SUKIYAKI」として改題されてリリースされ1963年6月15日付のビルボードチャートで1位になり、現在でも日本出身者として唯一の週間1位獲得者です。

ほのぼのとしたメロディーとは裏腹に描かれた世界観は愁いに溢れているけれど、それでも上を向いて歩こうというメッセージが込められ、当時の高度経済成長期に生きる人々の希望の灯となったのです。

 

 

現在、世界は未曽有のコロナ禍で生きて行く希望を見失いかねないほど厳しい状況に立たされています。

先日の東京五輪の閉会式で坂本九さんの実際の歌声が流れた時は胸にグッと来るものがありました。

その時、僕はこう思いました。肉体はもうこの世にはないけれど魂は心の中に生き続けているんだと。

辛くて涙がこぼれそうになっても上を向いて歩こうの精神は忘れないようにしたいですね。