NBA22シーズン目のヴィンス・カーターが1990年代・2000年代・2010年代・2020年代の4つの年代でプレーするという史上初の快挙を達成しました!!!!
自分が中学生の頃から見ていたプレイヤーが今も現役を続けているのは驚異としか言いようがありません。
カーターの最大の武器は高い身体能力から繰り出されるダンクです。
2000年のスラムダンクコンテストはカーターの独壇場で、50点満点を次々と叩き出し圧倒的な強さで優勝しました。
さらに凄かったのは同年のシドニーオリンピックのフランス戦で相手選手を飛び越えてダンクしたことです。
人間の限界を超えたプレーとしてオリンピックのハイライトシーンで繰り返し流されています。
しかし、このまま順風満帆とはいきませんでした。
膝を怪我してからは陰りが見え始め、「怪我をしやすい」、「ディフェンスで手を抜く」、「勝負への執念が足りない」など一転してバッシングを受けるようになりました。
一般的に高い身体能力を持つ選手は怪我によってキレがなくなると引退が近いと言われており、カーターもその運命を辿ると誰もが思っていました。
カーターはそれでも腐らずロールプレイヤーに転向し、3Pシュートなどでチームに貢献するようになりました。
最悪だった時期にプレースタイルを変えたことが42歳になった現在でもプレーできる秘訣だと思います。
今シーズン終了後に引退を表明しているので、カーターの勇姿を少しでも目に焼き付けておきたいです。