脳卒中の症状として、痙性(痙縮)と呼ばれるような筋肉が緊張して、こわばってしまうことがよくあります。
そのような症状の方は、ほとんどと言って良いほど、拘縮も伴っています。
拘縮の枠組みが広すぎて誤解を生みやすいので、ここでは関節自体が固まってしまうということに限定して書いていきます。
そこで大事なことは、
関節が固くて動かしにくいのは、痙性のためだけではないということです。
関節を動かさないことで、
動かせなくなっていたり、
血行が悪くなっていたりして、
結果的に固くなってしまっているということが多くあります。
またさらに、痛みを伴うと、さらに緊張して固くなってしまい、血行が悪くなって、痛みが増え、また固くなるという悪循環に陥ってしまいがちです。
その悪循環を断ち切らないといけないんですが…
では、ストレッチをすれば良いかと思いますが、やみくもにやってしまうと余計に痛みを増やしてしまうことがあります。
当教室で行っている、”手当てやわらぎ療法”は、痛み少なく拘縮を解きほぐす手段として使っています。
セラピスト向けには、”トータル・リリース”として、お伝えしている方法です。
拘縮に対して、このやり方は、別に特別なものでなく、また一般の方でも充分に習得可能なシンプルな方法です。
固い部分に手を当てて、圧を加えて、滑らせたり、引き剥がしたりという操作を加えるだけのものです。
「拘縮だからもう元に戻らないですね」とか「関節が固くて痛いのは付き合っていくしかないですね」などと簡単に言ってしまう方セラピストさんがいるようですが、簡単に済ましてしまわないほうが良いですね。
写真は、マヒ側の肩に少し拘縮がある患者さんのわきの下の固さをとるために、家族さんが手当てをしているところのものです。
参考になれば、幸いです

最後まで、お読みいただき、ありがとうございました

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片麻痺回復リハビリ教室 きゃっちぼーる
大窪 しんいち郎(オオクボ シンイチロウ)
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