小学校5年の出会いから高校卒業まで、ほどよい距離の関係だった友人。
親友と言えるほどべったりな関係でもなく、けど常に私の知的好奇心を刺激してくれた人。
彼女の影響で図書館に通うようになった。
彼女の影響でベスト歌謡50(昔のRKBラジオの人気番組)を聞くようになった。
今1番会いたい人。
私は福岡の短大、彼女は関西の大学に進学しました。
その頃まで年賀状のやり取りはしていましたが、就職してからは連絡をとらなくなりました。
でもご実家は知っていたし、いつか訪ねてみようと思いつつ35年近くも経ってしまいました。
今回母の退院の打ち合わせに帰った時にご実家の前を通ったので勇気を出して寄ってみました。
お父さんがいらっしゃいました。昔は地元新聞の記者をされていました。旧姓を名乗るとうっすら思い出して下さいました。
〇〇ちゃんは元気ですか?と聞いたら、
口ごもりつつ、
〇〇ちゃんはね~、亡くなりました。
とおっしゃいました。
関西に行った別の同級生が阪神淡路大震災で亡くなったと聞いたことがあり、もしかして彼女も…と思ったこともあったけど、もしそうなら聞きたくないと避けていたような気もします。
あー、やっぱり震災で?と思ったら、
3年前に癌で…とおっしゃいました。
え~(T_T)
阪神淡路大震災では無事だったのね!
くも膜下出血で倒れる前に、「会える時に会いたい人に会っておくキャンペーン」を始めた頃に会っておけばよかった。
その後闘病とコロナの流行でチャンスを失っていた。
亡くなる前彼女は福岡の病院で闘病していたそうです。
そんな近くにいたんだ!
結婚もしていなかったそう。
ご位牌はこちらに?と聞いたら、ご位牌はないとのこと。近所の共同墓地に納骨しましたと。
弟さんは東京、妹さんは大野城市にいらっしゃるとのこと。
いずれ誰も管理することができないだろうからと共同墓地を選ばれたんだろうなと思いました。さすが、元ジャーナリストのお父さんです。
お父さんの携帯電話が鳴ったので慌ててお礼を言って失礼しました。
姉が待つ車に戻る間に涙があふれました。
子どもの時の友だちで1番会いたい人は誰?と聞かれたら1番に答える人でした。
生きていると思いたかった。
ほんとに心の友。
例えたら、片桐はいりさんみたいな独特の価値観としっかりした知性を持ち合わせていた人。ほんとに大好きだった。
大学卒業後どんな人生を歩んだんだろう。いつかそれを聞く日を楽しみにしていました。
私は学生時代のマンションも実家も引っ越したので、彼女が私を探すのは簡単ではないだろう。
会いたいと思い出してくれただろうか?いや、彼女は過去に執着するタイプではない。
彼女にとって私はただの同級生にすぎなかっただろう。
私にとっては今の私を作る大きな存在だったこと伝えたかったな。
1番会いたい人。
あちらで会うのを楽しみにしてるよ。
生まれかわってもどこかで会いたい。