千の風 | チョコミントの部屋

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パパのおじさんが亡くなりました。


パパのお母さんの妹さんの旦那さんなので血のつながりはありません。

お母さんの妹さんは10年ほど前に亡くなりました。


おじさんは船乗りさんで、人見知りだったのか人付き合いが苦手だったのか、奥さん以外には無愛想で、ほとんどの親族と疎遠でした。


私はおばさんが亡くなる前に病院にお見舞いに行った時初めておじさんに会いました。パパも子どもの時以来何十年も会っていませんでした。

おばさんに会えるのはおじさんが船に乗っている時で、おじさんが帰って来ている時は会えませんでした。お子さんはできなかったそうです。


なので、私がおばさんに会ったのも数回でしたが、おばさんには子どもたちもかわいがってもらいました。


船乗りで気難しいおじさんと聞いていたから、強面のコワそうなおじさんを想像して行ったら、小柄で清潔感のあるおしゃれな感じのおじさんが迎えてくれました。


口数は少なかったけど、仲が悪かったはずのお母さんにも「義姉さん」と声をかけて穏やかに話していました。パパもびっくりするくらい丸くなられていたそうです。


そこからおつきあいが再開しました。


ほどなくおばさんがなくなり、お葬式と初7日、49日、 一周忌に伺ったり、近くに行く時はお線香をあげに行ったりしていました。おじさんの親族はお葬式に1人2人来られた程度でした。


免許を返納されてからはどこに行くにも自転車で、体は引き締まり顔も日焼けして元気そうでした。


ある日体調不良で救急搬送されて悪性リンパ腫と診断されました。しかもステージが進んでいたみたいで、できる処置がないとのこと。

病院で緩和ケアをしていただく日々となりました。

おばさんの妹とその息子が1番家が近いので入院中のことは色々お世話していました。


8月には余命宣告を受け、長くて今年の年末と言われていましたが9月に入り急変。今月末までもつかどうか…と言われました。


そして先日早朝に連絡があり、おばさんと甥っ子が最期を看取りました。 


お葬式はパパの親族だけで行いました。おじさんの親族は高齢で来れる方はなく、連絡がついた甥っ子さんも疎遠だからと来られませんでした。


 1番家が近いおばさんが義理の妹ってことで喪主に。

ただおばさんも最近は少し認知症ぎみで、甥っ子 さんが主に動いてくれました。


ほんとに家族葬で気を遣わずに穏やかにできました。


船乗りで外国のあちこちの港に行っていたおじさんは私たちが訪ねると船での生活を色々と教えてくれました。


あちらに行ったらおばさんと再会し千の風になって 世界中を いっしょに 巡られることでしょう。


おじさんは余命宣告されてからは自暴自棄になり、昔のおじさんに 戻ってしまい、何の終活もされないまま、お葬式代だけ預けて亡くなりました。


これからがまた色々と大変そうです。