お義母さんの認知症② | チョコミントの部屋

チョコミントの部屋

日々の出来事や感じたこと、おすすめ情報など綴っていきます。

引っ越しを手伝った時にありとあらゆるところからビニール袋に巻かれた食器用洗剤が出てきました。盗られないように隠したんだと思います。

おばさんが盗っていくと言っていたものの一つ。

「買ったハナから盗っていくがね」とぶつぶつ。私の中では確固たる証拠と感じました。パパも薄々感じつつまだ母親を信じたかったんだと思います。


福岡市内の団地に引っ越してからは前より頻繁にパパは通うようになりました。病院は近くの個人病院でしたが通うのを忘れるので。


お義兄さんは仕事の関係で北海道にいたので盆正月に2泊くらい帰ってくるくらいでした。


するとついにパパを疑い始めました。パパも自覚したとは思いますが、病院に連れて行くというようなこともありませんでした。


わが家の留守番電話に、「盗ったものば返さんね」と怒りのメッセージが入っていたことも…


パパにすり替わったことで、前のおばさんの盗ったは言わなくなりました。


この留守番電話には子どもたちも戸惑いました。


おばあちゃんは病気で勘違いしてるだけで、おばあちゃんもパパも悪くないんだよと説明しました。


でもパパはお義母さんのところに行けなくなりました。


この頃ちょうどお義母さんの妹さんが亡くなり、疎遠になっていた弟さんと復縁。近くに住んでいたので時々様子を見て下さるようになりました。もうひとりの妹さんも月1くらいで様子を見に行ってくれました。


すると今度はその妹さんが盗ったと言い出し…


ついに妹さんが「姉さんはボケとるばい」と言ってくれました。


妹さんが盗ったと言い出したらパパのことは言わなくなり、パパはまたお義母さんのところへ行くことができるようになりました。


そしてお義兄さんが北海道から帰ってきました。


介護保険がスタートしお義兄さんとパパとで対応しました。


お義母さんは日常生活は割と普通にできたので、認知症も軽いと診断されました。


デイサービスとヘルパーさんが派遣されることになりました。


もちろん次はヘルパーさんが盗ったになりました。


けどこの頃には言ったことをすぐ忘れるようになっていたので話をすり替えたら言わなくなりました。


お金を盗ったと言うけど、よく探したらお布団の中や鏡台の後ろから出てきたりしました。


デイサービスやヘルパーの方にはよくしていただきました。


明日はデイサービスよと言っても毎回準備してなくて準備もして下さっていました。


この頃はお金はお義兄さんが小出しに渡していました。


市内の団地には色んなセールスが来たり、勧誘の電話があったりしました。


ある日頼んだことのない新聞が玄関先にたまっていました。すると新聞の勧誘が来て契約させられたと。

消費者センターへ相談してクーリングオフの旨を通知しました。

そしたら翌日勧誘した人が来て契約違反と一万円払わされたらしいです。


お義母さんは認知症で証拠も特にないし、泣き寝入りでしたが、その後は勧誘は来なかったと思います。


お義母さんに勧誘は玄関を開けちゃダメと何回も言いましたが、来た人は向かい入れてもてなすのがお義母さんたち年代の常識で、寂しいからか、上がらんねとすぐに家に上げたりしてたみたい。


おかげでヤクルトもしょっちゅう買ってました。ま、これは体にいいし、ヤクルトさんは信頼できるからいいんですけど。時々ぬいぐるみがセットになった高いキャンペーンセットも買ってました。


ある日箱入りのお水が置かれてました。通販でよくみるお高い水。そして督促状。


電話で勧誘され、じゃ送ってと言ったものの中に支払い伝票があるのもわからず払っていなかった模様。で、督促状。


電話して支払いを済ませ、もうおくらないでと頼みました。有名なお水の会社だからその後は何もなしでした。


民生委員さんに相談したりして、扉に見守りシールみたいなのを貼ってもらいました。逆にターゲットがいるよとお知らせしてるみたいと思いましたが、私が知る限りでは勧誘トラブルはなくなりました。


お義母さんは耳が遠く、その頃から玄関のピンポンにも電話にも反応しなくなったのも勧誘トラブルが減った理由でもあります。


ただし、デイサービスが行っても私たちが行っても反応がなく、しかもドアチェーンをするのは忘れないので、中に入れず名前を呼んでも返事がなくてついにはお義兄さんが専用カッターを買ってきてドアチェーンを外して中に入りました。


そんな時お義母さんはいつも寝てました。もう時間の感覚もありません。テレビをつけたらそのチャンネルのままでした。自分でテレビをつけることもなくなりました。


行くといつも布団か、台所のリクライニングの籐の椅子に寝ていました。


そしてある日ヘルパーさんが行くとお義母さんは反応も薄く起き上がれませんでした。ヘルパーさんは救急車を呼び入院になりました。


続く…