子どもの頃住んでいた父の会社の社宅の庭には何故かぶどうの木があって毎年夏には葉が広がって日陰を作ってくれていました。
ちゃんと実がなるようなお手入れはしていなくて水をやるだけでしたが、秋にはそれなりに実がなりました。小粒であまりおいしいものではありませんでしたけどね。
夕方になると父がホースでぶどうに水をかけるのが涼しげで好きでした。
定年を機に実家を建て替えて引っ越してからは夏には父が日よけと目隠しを兼ねてか、ビニール紐を張りめぐらせて朝顔を這わせて自然のカーテンにしていました。
父が病気で弱ってからは母が代わりに紐を張り、亡くなってからもずっと続けています。
姉が実家のそばに家を建てましたが、やはり朝顔を同じように這わせているようです。
ぶどうと朝顔を見ると父を思い出します。