中小企業のナンバー2日記 -27ページ目

営業をイヤイヤやってる営業マンには・・・

ここで言う営業マンとは、「ルート営業」や「代理店営業」などではなく、いわゆる「新規開拓営業」を行う営業マンのこと。


僕の感覚では、多かれ少なかれ、営業をイヤイヤやっている営業マンは多いと思う。


残念ながらうちの会社でも、営業が好きでたまらない、と思ってやっている営業マンがいるかどうか・・・


まあだいたいが、


・売れなければ数字を詰められる


・多くのお客さんに断られたり無視されたりする


・いいお客さんに当たるまで地道にやらないといけない


・他の仕事の方がよく見えてしまう


ということがイヤなのでしょう。



ただ、営業にもよいところはたくさんあります。


・売れれば給料がよい


・売れれば出世が早い


・売れれば社内や取引先から羨望のまなざしで見られる


などなど。


でも、営業がイヤな人からすると、こんなことはどうでもよくなってるのでしょう。



荒治療ですが、営業がイヤな人に僕がオススメするのが、


「じゃあ自分は他にどんな仕事ができるのか?」


をシミュレーションしてみたらよいと思います。



例えば、


公務員や税理士などの士の仕事なら、受験くらい(それ以上)の勉強して試験に受からないといけない。


IT系などエンジニアなら、何をやるにも一朝一夕では身に付きにくい専門知識がないといけない。


ルート営業や代理店営業なら、ひたすらの飛込やテレアポはないけれど、相当な段取り・気配り・情報収集などをしなければいけない。


経営や開業なら、言うまでもなく、営業マン以上に顧客や取引先を新規開拓しなければいけない。


フリーターなら、精神的にラクかもしれないが将来が不安定。


結局どの仕事も大変です。


その中で、自分が何をやるのかを考えるのはけっこう大変です。



そして、もし何か別の仕事に挑戦するにしても、職務経歴書になんて書く?


まさか、「新規開拓営業をイヤイヤやっていてほとんど売れていなかったです」とも書けますか?


だから、だいたいの新規開拓営業の経験者は面接時に、「前の会社では新規開拓で月10件獲得していました・・・」といった事実でないことを苦し紛れに話します。


しかし面接をする側からすると、その人が営業で「売れていたか」「売れていなかったか」は、何を話そうがだいたいわかってしまうものです。


悲しいことです。


(中には本当に前職でバリバリ新規開拓営業で実績を上げていて、転職をされる方もいらっしゃいますが、僕はそういう方に面接でお会いしたことはないです。)



じゃあどうするべきか?


もしどうしても新規開拓営業がイヤなら、


「逃げ口上」でなく、本当に「自分が次に何をすべきか?」を真剣に考えましょう。


(「目先の逃げ」で次に何か別なことをやってしまうと、人生ダメになることが多いので危険です。)


そして、明確に、それを「いつから」やるのかを決めましょう。


その上で、それまでは、イヤイヤやっていた「新規開拓営業」も、いったん「期間限定」で思いっきり前向きにやってみましょう。


というのも、多くの経営者が話すように、実は「新規開拓営業」の経験は、この上なく「貴重」だからです。


そうすることで、これまでのイヤイヤ感はなくなると思います。



そして、それが、次にやることへのいい経験になると思いますし、逆に、その間に営業の「おもしろさ」や「やりがい」に気づき、営業を続けるというケースもあるかもしれません。



いずれにしても、目先のことをイヤイヤやるのは「人生のムダ」。


これは新規開拓営業だけに限らないですけどね。