雑談
実はみんな気づいてないかもしれないけど、
雑談とか世間話みたいな日常会話で普通に喋るって、物凄い高度な技術が使われてる。
みんな無意識だから気づきもしないんですよね
無意識的に自動的に会話を実行できる人にとっては理解できないと思うけど…
でも、ボクのようなASDは、意識下で思考しないとまともな会話にならないだから分かる…会話ってメチャメチャ難しいって
まず、会話とは、
高度なマルチタスク技術の上に成り立ってる。
相手の言葉を聴く。
聴いた言葉を理解する。
最適なリアクションを考える。
それを言語化して相手に伝える。
これらを同時進行しなければまともな会話として成立しない。
会話中のボクの脳内を、タスクマネージャーで確認したとするとたぶん、
CPU稼働率とメモリ使用量の値がガンガン振れまくってると思う。
それだけではなく、
人が求めるリアクションや話し相手に好感を持たれるリアクションを実行しようと思えば、更に難易度は上がる。
これに関して言うなら、技術だけではなく大量の知識が必要なんですよね
適切な言葉選びからはじまって、声量とか立ち振る舞い方みたいなものまで、ありとあらゆる知識がなければならない。おまけに、それらは相対する人によって使い分けなければならない。
そういった制限下で会話する事、ボクのようなASDにとっては超オーバースペックだ
そんなハイレベルな技術を必要とする雑談なんですけどね、
実は、物理的に頭をアホにすると雑談の精度が上がるって不思議な現象が起こる。