ボクは発達障害の当事者
自閉症スペクトラム(ASD)と診断されていて人とのコミュニケーションが苦手妙なこだわりがあり独自の世界観を持っている異世界の住人です
簡単に言うとヘンなヤツ
ちなみに、文章で何かを伝える能力はメッチャ低い
いや、ASDとか関係なくあたりまえのことかもしれん話
ボクが子供の頃、
周りの人間に対して持っていた印象を言語化するとこうなる↓
・人は平気でウソをつく。
・人は当然のように約束を破る。
そう、ボクの周りの大人たちは平気で約束を破るしウソを言ってボクを困らせていたんですよね
ボクはそんな大人たちから日常的に被害を受けていたわけです。
しかも彼らは、「ウソはダメ」とか「約束は守りましょう」とかって信念を当然のように語ってたりする。
どの口が言ってるんだ?って話やね
酷いヤツらでしょ(^_^;)
って思いました?
でもね、
こういう酷い大人って、世の中に溢れてるんです。というか、そんな人間の方がマジョリティですよ。
実は大多数の大人が、口先では「約束を守りましょう」とか言っておきながら平気で約束を破るような理不尽な大人だって事。
そんで、厄介なことに大人たちは無自覚だったりする。
自分が約束を破ってるなんて思ってもいないし、
ひどい場合は、子供と約束をしたことすら忘れていたりするんです。
恐ろしい話だけど、そんな酷い行いが当り前に許されてしまうのがボクらが生きるこの社会なんですよね
ボクが社会をそう判断しているのは理由がある。
ただ単純に近所のスーパーに買い物に行くだけで、子供に対して守りもしない約束をしてしまってる大人をよく見かけるからだ。実際にボクの妻も子供に対して平気でやってる。
ボクが成長してある程度の知識を得たからわかった事だけど、
大人は子供をコントロールするためにウソの約束を平気で使う。
言ったそばから忘れてしまうような、大人にとって手前勝手で便利な約束だ。
そんな不誠実な大人と純粋な子供の関係性続けていくと亀裂ができていくのは必然だと思う。
例えばどういうものかというと、
これ、ホントによく見かけるけど…
子供の希望に対して、「また今度ね」的なヤツ
「アイス買って欲しい」って希望を言ってる子供に、「また今度ね」とか言って適当にあしらったりしてる大人何かの定型文なのか?ってくらいよく見かける。
コレ自体、悪いことでも何でもないんですけどね…
ただ、そういう状況を見るたびにその大人に問いただしたくなる。
「今後、その子供にアイスを買ってあげる意思はあるのか?そしてその約束を遂げるまでちゃんと記憶しておけるのか?」って
どういうことかと言うと、
ASDのボクのフィルターを通してこの状況を説明するとね、
一般的な大人は、あたりまえに使ってる断り文句なんだろうけど、その言葉を受け取った子供がASDなら「約束」として捉える可能性が高いってこと。
「今度、アイスを買ってあげる」って契約をしたのと同義なんです。そこに大人の都合とか一切の関係はない。
約束は約束だ。
そうやって約束した以上、大人ならちゃんと誠意を持って対応しないといけないよねって思う。なのに、誠意を持って子供に接することができない大人、世の中にが溢れかえってるのがボクの怒りポイントでもあるわけなんですよね
親目線では断ったつもり
子ども目線では、買ってもらう約束をしたつもり
この延長線上に起こる諍いは誰でも想像できると思う。
さらに、
こういった不適切な対応をしてしまってる大人ってのはクセみたいなものになってしまってる。
結果的に、実行する意志のない約束を何度もしてしまってたりする。
実行されることのない約束を何十、何百と積み重ねてしまったら、その子供は相手へ不信感を抱いて信頼とかそういうの、失っていくよね
ちなみにですが、
ボクもうちのコに対して、「また今度ね」って断り文句を使うことがある。
ただしボクの場合は、近いうちに確実にその約束を実行する。ボクは「約束」というタスクを実行せずに抱え続けるのが難しいからねやらなければならないタスクはさっさと消化してしまいたいんです。
ボクにとっては、そのくらい重要な約束だって事。
それと同時に、実行できない約束は絶対にしない。
一般的な人からしたら、マジどうでもいいレベルのやりとりなのかもしれんげと、ASDは会話の文言に忠実なんだよねって話です。
オブラートに包んで、やんわり断るなんてASDには致命的なミスになったりする。断るなら勘違いさせてしまわない文言で確実に断らないといけないですね