ボクは発達障害の当事者

 

自閉症スペクトラム(ASD)と診断されていてうずまき人とのコミュニケーションが苦手ヒヨコ妙なこだわりがありコアラ独自の世界観を持っている異世界の住人ですおすましペガサス

 

簡単に言うとヘンなヤツニヤリ

 

ちなみに、文章で何かを伝える能力はメッチャ低いカキ氷

 

ASDの子供って、

喋り始める月齢が遅かったり、使える言葉が少なくて意思疎通が困難だったりするんですけど、


そうなる要因の一つに、


言葉の認知が独創的ってのが関係あると思うウインク





言葉や単語をまだ全然知らない赤ちゃんに新たな言葉を教える段階の話で、



例えば、



目の前の雑誌に写ってるトイプードルを指さして、


「これは犬だよ」

って教えてあげるビーグル犬あたま



子供を育てる過程で、だいたいみんなこういった教え方をしたことありますよねニコニコ

そうやって子供は「犬」という言葉を覚えて、「犬」という概念を認識して、「犬」と発語できるようになる👍


ボクの家でも、子供が小さいときはいろんな本とかで、いろんな単語を教えてましたからコアラ



子供はそういった経験でどんどん言葉を学習していくんですけどね、



不思議だと思いませんか?



子供は、どうやって「犬」という概念を「犬」と認識したのか?



は?どーゆう事?

わけわからんでっチューて思いました?



「犬を犬と教えたのだから犬と認識したんでしょ!」


↑この考えが凡人ねコーヒー

犬を知ってるボクらからしたらあまりにもあたりまえのことだって思うかもしれないけどねニヤリ




例えば、

トイプードルの事を「犬」と覚えた子供に、

今度は、チワワを見せたらどうなるか?


その子供はさっきとは、大きさや毛色とか形状の全く違う犬種を、同じ「犬」と認識できるのでしょうか?



コレ、面白いことに、


チワワも「犬」だと認識できる場合が多いという。



他にも、


ブルドッグ、シベリアンハスキー、セントバーナードなども、同じ「犬」と認識できているらしい。

それとは違って、ジャイアントパンダ、鳩、金魚などは、「犬」ではないと正しく認識ができる。



どうやら人間は言葉をインプットする際、

本能的に、ある程度の種別を一括りにして、ある程度正しい抽象度で言葉を認識できる機能があるらしい。


抽象度自動設定だ。



だから、白い車を「車」と教えたら、黒い車も同じ「車」であると認識できる。




でももし、

抽象度自動設定機能が働かなかったら?



もしボクが幼くてまだ言葉も知らない子供だったとしたら、



目の前の雑誌に写ってるトイプードルを指さして、

「これは犬だよ」って教えられた時、



「犬」というものがどの抽象度に値する単語なのかを確定することができないと思うコアラ



例えば、生き物全般を「犬」だという認識になったりする。


4つの足で立っている動物を「犬」だと認識するかもしれない。


他にも、「体毛で覆われてる動物が犬だ」とか「耳があり尻尾がある動物が犬」のように抽象度の高い認識の仕方をしてしまう可能性口笛



逆に抽象度を低く見積もってしまい、


トイプードルという犬種だけ指してを「犬」と呼ぶのかもしれないし、

茶色い色の犬だけに絞って「犬」と設定されてるのかもしれない。

他にも、固有名詞や愛称として「犬」と呼ばれている可能性だってあるんですよねお団子



もっと特殊な認知の仕方で言うと、


指さされた写真のことを「犬」と捉えるかもしれないし、

その写真が掲載されている雑誌の事を「犬」だと認識するかもしれない。

もしかしたら、指さしている手の形状を「犬」だと思うかもねキョロキョロ



説明されてる単語の抽象度をある程度正しく認識できる一般的な人は、無意識的に簡単に正しく「犬」という言葉を覚えることができる。

でもボクのように、どの抽象度のレイヤーで設定されている単語なのかを判別できなければ、「犬」を「犬」と正しく識別することが不可能なんですよね口笛



もしかしたら、ASDってそういう傾向にあるんじゃないかと思ったコーヒー



「コレが犬だよ」って文書を正しく理解はできる。

でも、「犬」とは何を指してる単語なのかを確定することができないんですよねおばけ



じゃあ、ボクはどうやって「犬」という単語を正しく理解できるのか?



たくさんの情報を素に推測することで始めて「犬」という概念を確定できる。


例えば、

トイプードルを見せて「犬だよ」って教えたら、

チワワを見せて、土佐犬を見せて、ブルドッグを見せて、「これも犬だよ」って教えられたときにようやく、



「犬」という言葉は、固有名詞ではなく、もっと大まかな種別を指す言葉なんだと認識できるんです。



更に、

パンダ、イルカ、ライオン、バッタ、カエルを見せて「これは犬ではない」と教えられたときに、動物の中の特定のグループの名称だと推測できて、その後やっと「犬」を正しく理解できるようになる犬



つまり、

一つの単語を覚えるのに、それに関連するたくさんの単語を覚えなければならず、そのたくさんの情報から推論することでようやく正しく単語の概念を理解する。


圧倒的に情報の物量と時間が必要なんですよね口笛


当然、概念の理解できていない言葉を自ら発することはできない。もしかしたら、概念を理解していなくても、相手の言葉を繰り返すだけの反応なら可能かもしれないですねバイキンくん



コレが発語が遅くなる原因なんじゃないの?って思ったヒヨコ





というか宇宙人あたま

ビックリするくらい訳の分からん文章になってる気がするキョロキョロ人に伝わらん気がする。言語化ってやっぱりムズいですねコーヒー