ボクは発達障害の当事者
自閉症スペクトラム(ASD)と診断されていて
人とのコミュニケーションが苦手
妙なこだわりがあり
独自の世界観を持っている異世界の住人です
簡単に言うとヘンなヤツ
ちなみに、文章で何かを伝える能力はメッチャ低い
幼い頃に刷り込まれたルールの一つ
「自分がされて嫌なことは、他の人にもしてはいけない。」
このルールを、ボクは忠実に守ってる。
だって、ボクは他人にも優しいから
ボクは基本的に、周りの人たちの誰よりもルールに忠実に生きています。
自分ルールじゃないですよっ(^^ゞ自分ルールよりも社会のルールを優先してる。
社会のルールに縛られてるって言っても良いくらいボクは生真面目なんですよねっ
でも、
世の中のルールの全て守ることなんて不可能なのは分かってる。複雑にからにらみ合って、あきらかに矛盾したルールで溢れてるからだ。
だから、重要度の高いルールから順番に守ることにしている。って無意識レベルですけどね
ルールにも優先順位をつけなくては生きていけないんです。特に、ボクみたいな生真面目なASDはねっ
じゃあ、ボクの守るべきルールの優先度はどうやって決まってるか？というと、
単純に他人に迷惑をかけるかどうかって要素が結構デカい。
他人に迷惑をかける可能性の低いルールから切り捨てていく。
ボクはASD由来の過剰適応のせいで、人に迷惑をかけるのがメチャメチャ抵抗あるんです
そんなんだから、
「自分がされて嫌なことは、他の人にもしてはいけない。」ってルールの優先度はかなり高い位置にある。
ただし、このルール、
ASDが忠実に守ってると確実に問題を起こすよねっ
ボクだけかもしれんけど…
どういうことかというと、
ASDの「人からされて嫌なこと」が一般的な人とは全然違ってるから。
例えば、
ボクは人からプレゼントを貰うのが嫌い。無駄にモノを渡されるとメチャメチャ迷惑なんです。プレゼントってだいたいが欲しくもないモノだしねそんなのもらってしまった瞬間に、それを処理しなければならないって問題が発生する。
ボクは褒められるのも嫌い。空気を読むことができないので、褒めるって言葉の裏にある相手の思惑が理解できないから。どんな悪意が有ってボクを褒めてるのかが想像もできないんです。だから、そういった他人をコントロールするためのツールとなり得る褒め言葉自体に嫌悪感がある。
ボクは、人から手助けされることも嫌い。ボクにとっては人の手を借りることは最終手段で、簡単には使うことはできない最後の手札なんです。特に助けを求めてないのに手出しされると、その相手の身勝手な欲求に対してメチャメチャイライラする。
「嫌なこと」が完全に一般的な人とズレてると思う。
だからルールに忠実なボクは本来、
人にプレゼントもできないし、褒めることも手助けもできない。他にも同じ理由で、挨拶とか社交辞令もできないし、人に接近したり接触したりするのもできない。
自分されて嫌なことは、他人にもしないですから…
相手が、それを求めているって分かっててもできないんですよね
地味な割に破壊力抜群(ﾟдﾟ)！ASD特性その⑥〜あいさつができない
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そこまで、言語化して理解できてるなら、そのくらいやってあげれはいいやんって思うでしょ
その通りです
相手を褒めてあげたり手助けしてあげたりすることで社会をうまく渡っていけるって知ってる
だから、ボクは社会に出るときは、そういうのちゃんとやってる。ちゃんと人を褒めたり手助けしたり挨拶したりねっ
でもね、
それがどれだけ大変なことか、たぶんみんな想像できんと思う。
自分がされると嫌悪感を抱くような行為を、あえて人にしなくてはいけないんです。
メチャメチャ抵抗感があるんです。凄くエネルギーを消費してしまうんです。
例えば、
相手から包丁を手渡されて、「ちょっと私のお腹を少しだけ突き刺してくれませんか？」とかって要求されたらメッチャ抵抗感あるでしょ？簡単にそんなの実行できないですよね？
よくわからん例えだけど、そのくらい抵抗感がある。
ポクにとって社会に適合するって事は、そのくらい困難でハイリスクな選択の積み重ねなんですよね
ASDが、知識や能力値をどれだけ高めたとしてもこの社会に適合するのってホントに難しいってことねっ…
是非とも閲覧お願いします＼(^o^)／
Kaerimichi~自閉症スペクトラム（ASD）
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