ボクは発達障害の当事者
自閉症スペクトラム(ASD)と診断されていて人とのコミュニケーションが苦手妙なこだわりがあり独自の世界観を持っている異世界の住人です
簡単に言うとヘンなヤツ
ちなみに、文章で何かを伝える能力はメッチャ低い
ボクは人に頼るようにできていないって話
ASDは、一人で生きていくために最適化された遺伝子だと、どこかで読んだ記憶があります。
それは凄く納得できる。
ボクは人に依存することがないから…
人に承認される必要も感じていないし、問題があっても基本的に人に頼ることは無い。人に頼るなんて最終手段ですからねっ
でもちょっとだけ違う気もするのは、
一人でも生きていける遺伝子という先天的な特性じゃなくて、育ってきた環境が影響した結果そうなってる気がする
ASD特性による二次的な障害なんじゃないでしょうか恐怖の過剰適応と同じ扱いね
例えばボクは、
自分の知的好奇心のために人に質問することは無い。そんなのは自分で調べて自分で考えて自分で答えを出す。
そんなの、人に教えてもらった方が早いし合理的やん!って思いますよね
でもそれ、人に質問する能力が無い人には不可能なんです。
ボクはそれねっ(^_^;)
誰かに的確に質問して意図を正確に伝えることが苦手。
質問しようとしたら、それまでにたくさんの準備が必要なんですボクが思うままに発言したら、だいたい意図が伝わらずに終わってしまう……
ヘタしたらモメる…
そういう経験の影響で、一人解決に特化した性格に変化していったのかもしれないです。
昔の話、
車のワイパーに持った疑問。
ASDは気になり始めると止まらない。
ボクがたぶん4〜5歳くらいの事だったと思う。
雨の日にボクは、母親の運転する車に乗っていました。
雨が降ってるので車のワイパーが動いているんですが、それをみたボクが質問しました。
ただの知的好奇心です。
「なんでワイパー動いてるん?」って。
「雨でガラスがビチョビチョやったら前見えんやろっ。だからワイパーが水をどかしてくれるねん」
って答えが来た。
ボクは心の中で、いやいやそんなことはわかってるねん!って思いながら、再度質問に挑戦した。
「そうじゃなくてぇ…なんでワイパーが動くん?」
って、ボクはビックリするくらいほとんど同じ文言で質問する。
ほとんど同じ質問をされた母親は、
「なんでやろなぁ」って
説明を諦めたわけですね(^_^;)
当然だ。一度解答したのに、また同じ質問をされるんです。意味が分からんと思う……奇妙な子供だと思われてもおかしくないですよね
この話、ボクが何を知りたかったのか想像できますか
たぶん誰にも想像できないですよね。
そうっ!ボクは言葉で伝える能力が低すぎるんです
あの時ボクは、
「雨が振り始めると、気がついたらワイパーが稼働している。そのワイパーは、雨が降り出すとセンサーか何かが反応して自動的に稼働し始めるのか?
それともワイパーのスイッチがどこかにあって、ボクの知らないうちにスイッチを押しているのか?」
それが知りたかったんです
なぜなら、
「ボクが大人になったら車を運転する。雨が降り出したときにワイパーの使い方を知らなければ困る」って思ったからだ
ボクは、周りの大人たちが思っているよりも深い思考を持っていたんだと思う。
でも、それを伝える言葉を持ってない。
だから、バカなヤツとか変なヤツに見られてしまうんだと思います
知りたい事を教えてもらえないって経験、
助けを求めても何に困ってるのかを伝えられないって経験、
そんなのを何度もやっていると、もう人に質問することも辞める。問題が発生しても、人に助けを求めることもできなくなる。
そうやってボクは生きてきたと思う。
辛い問題を人に伝えることができないし、感情が表に出ないボクの辛さが人に伝わることがない。ボクを助けることができるのはボクだけだ
自分の問題は自分で解決するしか方法が無いんです。
そんな経験が、ボクを一人で生きることに特化させたんじゃないのかと思ったという感想でした
是非とも閲覧お願いします\(^o^)/
Kaerimichi~自閉症スペクトラム(ASD)
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