仕事がら、「なんかいい運動ないですか〜?あまりきつくなくて、時間かからなくて、簡単にカラダが整うようなやつ(笑)」、というわがままなご質問をよくお受けします。
ありますよ!
やり方次第ですが!!


「うでふり」です。

中国ではスワイショウといい、太極拳や気功の前に腕をブンブン振ります
今回特におすすめするのが
上から下に両手を同時に振り下ろすことを繰り返すものです。
用途や目的によって動かす範囲はいろいろできますが、ここでは各関節と筋バランスをニュートラルにもどすことを目的にお話を進めます

振る、と言ってももちろんただ振ればいいわけではありません。
 

関節にはアライメントというものがあって、そのアライメントが良い状態かどうかで動きの調子が変わってきます。
特に長期的に見たとき、関節痛、筋肉のコリ、疲労感、姿勢の良し悪し、内臓の下垂など、多大な影響を及ぼします。


若いときはこんなじゃなかった、最近なんで疲れが抜けないんだろう、という方はアライメントが崩れているということが考えられます
それだけが原因ではないにせよ、それが関わっていることは間違いありません。

20年間、8万人の方の施術をおこなっての100%のデータです。

さて、じゃ、アライメントとうでふり、どうつながるの?ということです。
足を肩幅に開いて立ち、腕を上げて振り下ろす、という単純な動きですが、基準を明確にすることでアライメントを修正することができるのです。
基準に従ったとき不自然さを感じず心地よければアライメントが良い、窮屈な感じや動きにくかったらアライメントがずれている、ということができます。

ではその「基準」とは?  順にあげていきます。


1、足の外側(小指側)が並行になるよう肩幅で立ちます。

2、膝をわずかにゆるめます。
スネが垂直に保てるくらいに膝を軽く曲げます。
その時つま先の方向と膝の方向を合わせます。
ここがずれることがとても多く、長期に渡りずれると股関節、膝、足首などの異常が出やすくなります。

3、この膝をゆるめる、とほぼ同時(同意)に連動しておこなうのがお尻を落とす、尾てい骨を下げる、仙骨を垂直にする 、腰をゆるめできるだけ垂直に保つということです。

4、頭のてっぺんをつき出します。

5、肛門と頭のてっぺんを結んだ線をできるだけ垂直に保ち肩の力を抜きます。


たくさんのことをしているように見えて、できあがるとたった一つの感覚になります。
それがアライメントがいい状態です。 ここで一呼吸おいてできる限り力を抜いていきます。

さてそこから腕を上げていくのですが、肩の関節の位置は一定で動きません。
腕だけが上がるようにします。

指先が目線に入る範囲で上げていきます。

力を抜いて振り下ろし、後ろにはいけるところまでいってみます。

振り下ろすとき、腕の重さが上半身を伝って骨盤に落ち、膝に重さが乗ってきます。

この動作を繰り返していきます。



基準を守ることによって、日常でつかいすぎているところをオフにしたり縮まっているところをたわめ、筋肉がチカラを出しやすい状態にします。

腰をそらさず緩めた状態で背骨を保つことで腹圧が上がり、背部をリラックスさせます。

腰をそらさず膝をわずかに曲げる(約120度)ことで日常生活で弱まりやすい内側広筋を使い、拮抗関係にある膝裏で癒着を起こしやすい筋群をオフにします。

膝、骨盤、背骨の位置関係を重力に対抗しない自然なポジションに保つことで全身のアライメント調整、脳、神経、内臓のポジション修正が自動的に行われます。

生涯身体を立てる、という人間の身体操作の基礎になるところですが、なんとなく「自己流の正しい」でやり過ごしていませんか?

今日から実践できるシンプルな動作で身体感覚を見直すきっかけにしてみてください。
***** NEUTRAL BASE 山下洋平 neutralbase118@gmail.com 080-4174-8341(シセイナオシ ヤサシイ) https://neutralbase.in