ちょっとしたスキマ時間でできる簡単な筋バランス調整がつま先を上げた「カカト歩き」です。
カカトでトントントントン30回くらい歩いてみてください。つま先立ちではありませんのでご注意を。
 


からだの筋肉、特に腕、脚の筋肉は拮抗筋のシステムで成り立っています。
 
拮抗筋システムとは単純化すると指を曲げる筋肉と反らす筋肉がついになっていて、曲げるときは反射的に反らす筋肉がオフになり、反らすと曲げる筋肉がオフになるシステ厶のことです。

肘を曲げる伸ばす、膝を曲げる伸ばすなど、同様のシステムで成り立っていますが、これがどちらかにかたよるのが筋バランスのくずれの代表です。
筋バランスにつきましては、完全な拮抗をしない部位やインナー、アウターのバランスなどもありますが、ここでは最もシンプルな拮抗システムを指します。

さて、この拮抗システムと「カカト歩き」、何がつながるかといいますと、非常に気づきにくく、実は重要な拮抗関係が足首の動きに関わっているのです

みなさんハイヒールやカカトの高い革靴、ブーツなどを履かれたことがあると思います。

カカトのあるものを履いたときは、どうしても身体が前傾気味になり、腰は反りやすく、骨盤もまた前傾しがちです


つま先が上げにくい状態で、前傾になりますと姿勢をつくるのにどうしても腰、背中、ふくらはぎなど、身体の後ろ側の筋肉に頼ることになります。

普段からみなさんが疲労を感じるのは首〜腰、ももの裏やふくらはぎではないですか?

それが強調されるわけです。

カカトのある靴で強調しましたが、これは普通の生活の中でも同様の負担がかかることがほとんどです。
それは、人の動きは常に「前」に向かっているからです。

パソコン、歩行、家事、育児、会議、食事…

日常の中で重力に対し垂直でいることがどれくらいあるでしょう?

つまり身体は履いていなくてもハイヒール状態になってしまっているのです。

その極まった状態が前につんのめりそうに歩いている高齢の方々です

そこで根っこに当たる足首の筋バランスを変え、身体の位置関係をニュートラルに戻すことをおすすめします。

スネの筋肉と大きなふくらはぎの筋肉は拮抗関係にありますので積極的にスネを使う必要があります。
歩けない高齢の方々は例外なくつま先が上がりません。

カカトで足踏みすることによって、下肢のバランス調整だけでなく、骨盤前傾を抑え、背骨をセンターに近づけることもできますので、数分間の「カカト歩き」を一日何度かやってみてください。
 
NEUTRAL BASE(ニュートラルベース)山下洋平
 
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