2019年に入ってから、接触とリレーションシップの重要性に改めて気づき、「触覚」や「皮膚」について今さらながら見直す日々です。
花粉症の季節ですね。
昨年はインドから帰国して久々の春で、ほぼ花粉症の記憶はありません。
今年は完全に臭覚がなくなり副鼻腔炎を起こし発熱までしてしまいました。
数日で回復しましたが一つの感覚がなくなるだけでこれほど生きてる感が減るものかと思い驚きました。
もっとも、臭覚がなくなると味も分からないので、二つの感覚がなくなったと言ってもいいと思います。
この花粉症→副鼻腔炎→感覚障害という流れは、悪化して良くないこと、というイメージですが生理現象だということを実感しました。
まず、花粉という異物に対し排泄しようと、くしゃみとサラサラした鼻水で対応しようとします。
ところが花粉の多さや体質、体調などにより対応しきれず、また掻きむしったり鼻をかみすぎたりして炎症状態になると、詰まって空気が通らないようにします。
粘膜、口腔や鼻粘膜は回復が早いのは湿気が常にあり細胞の再生が早いから。
つまり空気で乾かない方が再生が早い。
詰まって1〜2日経つと粘度の高い鼻水に変わります。
ここがポイントです。
これぞ対応で、やけどの時ワセリンが有効なのと同じではないでしょうか(後述・深達性Ⅱ度以上は受診をお勧めします)。
粘膜を潤わせ、傷を覆うように張り付くことで回復を早めているということです。
花粉は異物で、そこに体が反応しているのですから上手にほっておけばおそらく数日で適応していくように思いますが、悪化してしまうのは、今年僕がそうだったように、症状に対抗してしまうことだと思います。
最初の段階で鼻をかみすぎたり、鼻掃除をしすぎたり、掻きむしってしまったりすると「詰まる」段階へ行ってしまします。
身体としては詰まらせて空気にさらされず回復させようとしているのに、不快で不便ということで薬を飲んだりして空気を通してしまうと炎症が治まらず、また花粉が入り、より過剰な反応が起こる、ということを繰り返しているかたもいると思います。
またこの時ほぼ同時に嗅覚障害や味覚障害が出ると思いますが、それも生理現象です。
炎症症状がある場合、食べ物の摂取は最低限にした方が早く回復します(栄養失調での風邪などを除く)ので、食べたくない状態を体がつくってくれているのかもしれません。
東洋医学的に考えても、鼻の失調は肺と胃腸の症状で、鼻が詰まれば肺、胃腸とも動きは悪くなりますので、食事は1日くらい抜いても良いのではないかと思います。
もちろん水分は十分とってください。
自分のことを振り返っても、特別悪化してしまった今年は1、2月に食べ過ぎていたことは確かです。
さらに粘度の高い鼻水が出てからも、つい鼻をかんでスッキリしたいと思ってしまいますが、やけどの後のワセリンのような効果を発揮しているのであまりかみすぎず、拭き取るくらいにしておくと早くよく治るようです。
さて、この潤わせて回復、という工程ですが、今だから言える貴重な体験を2017年2月24日から3月7日にしました。
場所はインド、バンガロールです。
以下やけどの写真ですのでご注意ください。
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2017年2月24日夕方、圧力鍋のフタを開けようとしたところ、まだ圧が残っており吹きこぼれ受傷。
両手の甲とも受傷したが左がⅠ度、右が深達性Ⅱ度。
写真は25日朝。
水疱をつぶしたところ。
痛みがほぼなく紫なことから深達性Ⅱ度。
早速ワセリン塗布しラップで覆う。
3月1日
皮膚がはがれ始める。
痛みはあまりなく感覚鈍い。
3月3日
ワセリンのおかげで皮膚の再生は早いようだ。
ピンクの部分も痛みはなく茶色くなった部分の下にもすでに新しい皮膚ができている。
3月6日
傷んだ皮膚は全てはがれ、再生した皮膚。
3月7日
感染症もおこさず、痛みもほぼなく、仕事を続けながら回復した皮膚。
乾かさず潤わせ、覆っておくことの大事さ、自然治癒力のすごさを体感。
3ヶ月後には左右どちらか忘れるまでに回復しました。
花粉症に戻ります。
近年、春の悪者のような花粉症ですが、生理現象なんです。
身体の対応です。
くしゃみで体を緩めたり、使いすぎた頭をぼーっとさせたりもしているのでは?
とにかくできる限り鼻水ふき取るくらい+少食+うがいやガードスプレーなどでのりきりたいですね。
とは言っても大変ですよね。
みなさまお大事に。
NEUTRAL BASE ニュートラルベース 山下洋平





