ニュートラルベース山下です。
今日は黒ですね。
木火土金水、一番最後の黒となります。
黒は腎。
腎は東洋医学では生命力の象徴です。
黄色の脾胃が後天的な意味での命の維持装置とすると、持って生まれた生命力の象徴は腎の状態で表現されます。
腎=水=黒。
水が黒っていうと変な感じがするかもしれませんけれど、水って深いと黒っぽく見えますよね。
どんなに澄んでいても深くなると黒っぽい感じになる。
顔にも、くすみのような黒い色ってよくでてきます。
真っ黒ではないんです。ちょっとくすんだ感じの黒というのか。
タバコをすごく吸う人や、糖尿の方、透析されてる方もくすんでいて、黄色っぽい黒とか青みがかった黒のような黒になる方がいらっしゃいます。
肺がんの方は何か白いんだけれど、色白なんだけれど、なんかくすんだ炭というか、ススっぽい黒みたいな色が皮膚に入ってる方が多いです。
そういうのが腎の症状です。
身体の水はけは、よい方がいいですから、しっかり汗をかいたり、ちゃんとおしっこがでるような状態を作ってあげるということが、大事になってきます。
腎は恐れや驚きという感情と結びついています。
腰がひける、という言葉のように、恐れるとお尻が後ろに出っ張って、出っ尻になったり、腰がそったり、いわゆる及び腰になることが多いです。
驚いたときには、お尻がひけて、腰が抜ける感じで腰がそります。へっぴりごしです。
このことは腎臓の位置と密接に関係していて、中国武術などの中国の健康法などでは腎を垂らすということばがあるくらい。
尾てい骨を落として腰の力を抜いて腎をだらんと、腎臓のある部分を垂らすと腎臓にいいですよ、生命力が上がりますよ、という意味で使われます。
尾てい骨を落として、腰を落とすような格好のことです。
反ってしまったり、力が入ってしまったり出っ尻になると、それは腎に良くない、生命力にとってよくありません。
緊張感もあるし、力みもある。
精神的にも肉体的にも実力を出しにくく、寿命を縮めることになります。
そういう位置だと膀胱を圧迫したり、骨盤内臓器、特に婦人科系などを圧迫したり、EDなどということが起こってくるんですね。
それに腰が反っていると、背骨のS字が強くなるため、呼吸が浅くなり、みずおちが固まり、首や後頭部が凝り、自由を奪われます。
というと随分怖い臓器のように感じますが、腎の特徴がいい形であらわれると、生命力にあふれ、冷静、精密に物事を考えられる力があり、集中力や意志の力、忍耐力があるということになります。
腎に関してはペアになってる臓器として、主に心がありますので五行の中での関係性は、また説明していこうと思います。
NEUTRAL BASE(ニュートラルベース)
山下洋平

