ご縁があって、横浜市青葉区にて僕が考える太極拳、PHYSIS TAICHI(フィジスタイチー)のクラスをはじめることとなりました。
PHYSISは自然、自然の力というギリシア語、TAICHIは太極。万物の根源。陰陽。という意味です。
施術者として、20年間自分のカラダを改善するためにやってきた太極拳やヨガなどの経験と、たくさんの患者さんの施術から得た感覚をいかし、自然なカラダのつくり方、とりもどし方をお伝えするクラスにしたいと思っています。
今までヨガやオリジナルの体操などをメインに、自然体を作るためのワークショップをいろいろやってきました。
その貴重な経験が、このクラスをはじめるタネとなりました。
たいせつなことは、日常生活はポーズではなく、動きのなかにあるということです。
ポーズは動作を学ぶ上で大事な要素ですが、日常の中でそれをいかそうとすると、「ポーズ」から「動き」に変換してダウンロードし直す、みたいな作業が入ってしまうのです。
そのため歩行や日常動作のための「練習」があらためて必要になってしまいます。
太極拳は立ち方や足の運び、腕の上げ方など、どこを切ってもふだんの生活動作につながるため、日常のすべてが練習になりますので、このめんどうなダウンロードや特別な練習がいりません。
もうひとつ大切なことが、太極拳は人とのコミュニケーション感覚を深めることに適しているということです。
人は人との関わりの中で生きています。パートナー、家族、友達、コミュニティ、社会、国など、人と関わっていくということを避けては通れません。
このクラスでは、すれ違ったときの感覚、わずかな接触、接触、しっかりとした接触、強い接触など日常では意識しづらい他者との接触を体験、認識し、人との関係の中に落とし込みいかすことができるようにしていきます。
太極拳は生きるか死ぬかの戦いの場で生まれたものです。
健康法として、お年寄りがのんびりと広場でやるようなイメージは最近のことです。
戦場での生死に直面した場面では、ムダな動きや考えがじゃまになります。
なん世代にも渡り、余計なことをそぎ落とした動きが残されたはずです。
生き残るためのたくさんの練習法の中から、感覚をとぎすまし、精神を鎮めるためにゆっくりとていねいに動作をおこなう現在のいわゆる太極拳が生まれたといってよいでしょう。
マインドフルな動きと他者とのふれあいとの中に、今ここにあることが難しい現代生活に必要なエッセンスがつまっています。
クラスでは、楊式(ようしき)太極拳を使ってカラダの法則、地球や重力との関係を学びます。
その動きを日常動作につなげ、脳とカラダに浸透させていきます。
また、推手(すいしゅ)という2人1組で行う接触の方法を使って他者とコミュニケートする楽しさも体感します。
カラダをきたえる、というより感覚をよくしていくという方がしっくりきます。
よっこいしょ、と練習に取りくむのではなく、日々身体感覚を見なおし、動きの変化、脳の変化、感覚の変化などを観察することを習慣化できたらと思っています。
自分自身にとっても人類にとっても、大切なことは人間どうし、人間とモノ、人間と地球とのコミュニケーションであると感じています。
そしてそこには人の進化にかかわるヒントがかくされているように思うのです。
ご興味がある方、ご連絡お待ちしております!
HP
NEUTRAL BASE(ニュートラルベース)
山下洋平