ご参加いただきましたみなさま、ありがとうございました!

次回は平日を予定しています。

 

 

 

 

不調や改善したいことがあるとき、カラダに原因を求めます。
 

例えば腰の痛みでしたら筋肉の問題なのか、腰椎の問題なのか、神経の問題なのか、また、どうしてそうなったのか、姿勢や動きのチェックなど。
 

カラダからのアプローチで、一時的には痛みが取れたり改善することも多いですが、では腰が完全に「治癒」したのか?というと実は少し違います。

 

 

痛みが出たり何かおかしいと思う時、一見突然のことのように感じてしまいます。
 

ところがカラダには、十数年〜数十年にわたる「癖」があります。
 

癖、とは使っている筋肉と使っていない筋肉が顕著になること。
 

多くの場合、使いすぎた場所にさらなる物理的負担がかかって痛みがでます。

 

ではおおもとの「癖」はどうしたらよいのでしょう?
 

「癖」はどうして起こるのか?

体型や姿勢などを遺伝のせいにしたくなりますが、それらが遺伝によって発現するのはわずか数パーセントと言われています。

では猫背、反り腰、肩こり、腰痛持ち、O脚、内臓疾患など、両親や親戚に似てしまうのはなぜか?


 

一つは模倣。
 

人には脳にミラー細胞という細胞があり、身近な人のコピーをするようにできています。

もう一つが今回のテーマ、潜在意識とカラダの切っても切れない関係です。

人は常にストレスにさらされています。

 

直接嫌な目にあうことだけがストレスではありません。

 

普通、思考や感情が常に働いてしまいます。

思考や感情を観察し続けると常に何かしらのスイッチ(イライラ、憂い、あせりなど)が入り、ニュートラルでいることはほとんどないのではないでしょうか。

その思考や感情自体はただのエネルギーですが、実際に感じる時、それは身体感覚となります。

「怒っている時」は、何となく力みが入り、血圧が上がっていく感じ。

 

「憂いや悲しみ」は胸やお腹が重苦しい感じ。

 

「あせり」は首や後頭部がこったり息が浅くなったり、「恐れ」は腰が引けたり。

それぞれの人のタイプにより少しずつ毎日毎日その感情と身体感覚が蓄積され、その感覚がないとまるで自分でないような感覚さえ生まれます。

これが感情と結びついたカラダの癖、です。

さて、ではこれをなんとかすれば良いのか?
というとそうではないのです。

 

いわゆるポジティブシンキングなどはここに訴えますが、これでは根本的には変えられません。
 

感情に蓋をして目をそらしても一時的で表面的な対処方でしかありません。

問題は、その癖になっている感情はどこから来るのか?ということです。

そこで「潜在意識」の登場です。

 

潜在意識は生まれてから蓄積され続けている社会通念や一般常識(両親、先生、身近な影響を受けやすい人などからの刷り込み、テレビ、ラジオ、インターネットからの刷り込みなど)家庭的、コミュニティー的、地域、国的な固定観念によってつくられた一種のフィルターのようなもの。

そのフィルターを通らないような事や物が現れた時の「反応」が怒りや焦り、憂い、悲しみ、恐れなどの感情です。

社会通念自体が悪いわけではありません。

 

ただ、社会通念や、常識、と言われる物は、不安や恐れの蓄積から
構成される事が多いのです。

 

「こうあるべきだ」「こうしなければならない」「こうしない方がよい」など。
 

つまり、人に制限をかける事が多いという事です。

その通念や観念がある限り、人は自分がつくった制限から出る事ができません。
そして「反応」が起こり続けます。

 

前述のように感情は身体感覚ですから、癖になります。
 

その癖の蓄積=姿勢や動き、内分泌物質の偏り、それらの蓄積が体の異常のほとんどです。
 

そこに直接的なトリガーが加わると、はっきりとした症状や病気となるわけです。

 

今回のワークショップでは、癖や癒着が出やすい骨盤周囲、股関節の状態をおひとりずつ観させていただきましたが、意外な方が癒着が多かったり、少なかったり。

 

やはり、単純に姿勢だけのせいではなく、性格や性質も大いに関係していることがわかりました。

 

 

無意識からの反応は体に出るんです。

 

なんらかの症状は、物理的な身体の使い方に潜在意識の働きが加わって出てくるもの。

 

静かな気持ちでご自分を観察すること、丁寧に動くことで、カラダとココロと潜在意識、見えてくると思います。

 

NEUTRAL BASE  山下洋平