非常に個人的な意見ですが。
カーディナル・シュニッテンと最中って、すごく似てると思うんです。
「どこがだよー!」
と、野澤シェフからお叱りの声が飛んできそうですが(^^;)
カーディナル・シュニッテンの信条といったら、何と言っても、ふわっふわのメレンゲ生地。
カーディナル=枢機卿の衣装にみたてた卵黄と卵白の生地は、
秋空に浮かぶ雲のように軽やかです。
ちなみにNeuesのカーディナル・シュニッテンは ほろ苦いコーヒークリームを挟んでいますが、
これまた生地に負けないぐらい、軽い口どけ!
正直いって、生地とクリーム、どっちが主役なのか迷ってしまいます。
ウィーンの王室御用達菓子店L.ハイナーで食べたカーディナルは、
クリームの代わりに、杏子のジャムをサンド。
生地のふわふわ感を存分に楽しんで! と言わんばかり。
ってことは、やっぱり生地が主役なのかしら??
和菓子の最中はというと、一般的に皮よりもあんこのほうが量が多め。
だから、本来は小豆餡の美味しさを楽しむためのお菓子だと思うんです。
皮はあくまでも、餡の引き立て役。
だからといって、皮はどうでもいいというわけじゃなく、
皮がパリッと香ばしいからこそ、ねっとりした餡の美味しさが際立つ。
むしろ、皮のほうが好きだ!っていう人も多いですよね。
皮か、クリームか?
外側か、中身か?
そんなところが、似たもの同志のように思えるんです。
あくまでも、超私見ですけどね(^^;)
ちなみに、Neues軍団の間で最中といえば、コレ。
味にうるさい野澤シェフも認める、「これぞKing of アイス!」
パリッパリの皮と、ミルク感たっぷり。
ランチタイムを終えたあとのKing of アイスは、もう最高です(*^^*)