いつも一緒!絶望と! でも、楽しかったよ | いつも木端微塵

いつも木端微塵

ギタリスト:テリー木端の日記。この日記は、フィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません。
音楽的影響:King Crimson,XTC,Japan,Joy Division,The Blue Nile,
The Smiths,Morrissey ギターは、Tokai SEBレスポール木端モデル。

コンサートを見に来ているのであって、

会場に入場してBARに連れていかれるなんて経験をした人

はいるのだろうか?

 

生まれて初めてそんな経験をした。

 

強行突破したとか言うと、

私の印象も悪くなるので、

BARのテーブルの上に顔をつけて

絶望して泣いていたことにするか。

誰かに見られていたわけでもないから、

多少のフィクションは許されるだろう。

 

with my head on the bar♪

 

同じ経験をした日本人は、Misaさんだけだし、

誰にもわからないだろう。

 

キューリスト1番も狙って取ったとか言うと

印象悪いから、偶然、たまたま1番だったことにしよう。

やっぱり、人間謙虚な方が印象良いからな。

 

ダブリン2日目は、ひたすら並ぶのだった。

朝のコーヒーと、昼ご飯を食べに行った時と、午後、ホテルに戻り

シャワーを浴びて休憩した時、それ以外は、ずっと並んでいた。

 

15時近くに、ホテルに戻って休憩してから、

16時には会場に戻っていた。

Misaさんが、17時ぐらいに戻ってきたのだが、

ソフィーが、ブラックジョークで

its too late, back to the queue!

みたいなことを言っていた。

 

でも、結局、7番の位置にいられるのだった。

 

ソフィーって、ジョニー・マーのことを

Bad Singerと言っていて、

twitterでジョニー・マーの写真を燃やしているのだ。

すさまじいなと思った。

世の中には、まだまだ、すさまじい人間がいる。

 

19時に開場なのだが、2番手のマイクは、

セキュリティに何度も、またBARに連れて行かないか確認していて、

今夜は、昨夜とは同じシチュエーションにならないと言っていた。

 

そこに期待して並んでいるわけだが、

当然、昨夜の悪夢を経験した人の中には、並ばない選択をした人もいる。

 

私としては、

Do your best

しかないので、戦うことにしたわけだ。

そもそも公演2回しか見ないわけだから、もうやるしかない。

 

そして、開場の時だ、すぐに、スタンディングエリアに行くことができた。

最前列真ん中になった。

 

Misaさんは、左右の最前列を捨てて

私の後ろで2列目になった。

考えてみたら、一緒にモリッシー見たのは、初めてだったように思う。

結果的には、この夜のショーは、良かった。

 

ただ、モリッシーそのものの怒りみたいなものを感じた。

これは、あくまで、私の見解だが、

モリッシーは、あまり良い状態にはない。

 

体調がとか声がとかそういうことではない。

声も良く出ているし安定感がある。

 

しかし、2枚もアルバムをレコーディングしているのに

リリースの目途も立っていない。

そして、母親も亡くなっている。

 

人生が上手く行っていて、幸せな歳の取り方をしているという

感じはしない。

不満がいっぱいで、憤りがいっぱいという感じだ。

世の中に対しても不満と怒りでいっぱいだ。

 

それが正直残念ではある。

 

昔、ロバート・フリップに会ったときに、

この人すごく怖くて、気難しそうだなと思った。

 

でも、今は、ニコニコしているただのお爺ちゃんだし、

フリップの方が人生が幸せそうに見える。

 

だから、最後に、この歌を引用したい。

 

モリッシーもフリップと一緒にステージに立てばいいのに。

フリップは、ジェシーよりずっと偉大なギタリストだ。