イギリスという国をどう思っているのか?
あまりこういう話をすることはない。
率直に思うことを書くと、
すごく偉大な部分はある。
何て言えばいいんだろう?
衝撃的で感動的な経験もある。
95年にモリッシーの
サウスポーグラマーは、UKチャートで2位になった。
ビートUKで2位モリッシーとかテレビで見るわけだ。
何て偉大なんだろうと思った。
あの歌詞と内容で日本で作品をリリースしても
チャート圏外になる。
国民が受け入れないからだ。
その時に、イギリスが偉大なんだと思った。
日本で議論されていることは、くだらないし、
本当に偉大な芸術は、大衆から受け入れられない。
と思った。
しかし、イギリスには醜い部分もある。
差別的で暴力的な側面もある。
今言えるのは、暮らすことはできないかな。
食べ物が合わない。
合わないというか、マズイ。
世界的に見ても、そういう評価だと思う。
あの国にある85%の食べ物よりも、
私が料理する絶望カレーのほうが、ずっと美味しい。
基本的に食事の味は気にしない。
高くてマズくても我慢できる。
他の部分に価値を感じているから
と言うことでもない限り、とても暮らせない。
ビールは、割と美味しい。
3000円のフィッシュバーガーは、死んでも食べない。
イギリスのチップスは、最後に食べたのがいつなのか
思い出せないが、チップスが食べたくて
仕方なかったとか思ったことは一度もない。
日本に帰ってきて、ごはんとみそ汁を口にする時に、
日本人であることの幸せを感じる。
ほっとする。
そんな私はとても、イギリスでは暮らせない。