怯えた子猫のような表情で
恐る恐る休暇のお願いをしたわけだが、
了承してもらった。
秋、あの路上に帰る。
あそこに、かつて、ジュリアもいたが、
今は行方不明。
デヴィッド・ツェンは、かつての私のように
問題を起こして、入場禁止。
ライバルとして認めていたカーティスは
あの世に行ってしまった。
私の三回転宙返りほどではないが、
あいつは良くやっていたと思う。
メリンダも亡くなってしまった。
マンチェスターでは、2人でコンサートに並んだ。
いろいろあったけど、悪い人生でもなかったと信じたい。
膨大な年月が経っているのに
大した成長もなくて、
周囲のすべての人々に路上へ向かえと言い張った。
もう卒業したのか、別の人生をスタートして
最前列から見なくなった人々もいる。
そして、私は1人あの時代から残ってしまった。
でも、意地があるので、最近の奴らには負けたくない。
路上に向かう人間の中では、最古の部類に入っていると思う。
しかし、私には、それがお似合いだ。
金帯の日本語版自伝を片手に、神保町のカフェで優雅に
過ごすなんていう人種の仲間入りはできなかったよ。
私は、私の行くべきところに行こうと思う。
正直に言うよ、路上に来ないやつらは、みんな嫌いなんだ。
I live in obilivion.