1989年の話 | いつも木端微塵

いつも木端微塵

ギタリスト:テリー木端の日記。この日記は、フィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません。
音楽的影響:King Crimson,XTC,Japan,Joy Division,The Blue Nile,
The Smiths,Morrissey ギターは、Tokai SEBレスポール木端モデル。

正直に言って、今となっては嫌になってしまった。

 

XTCは、Oranges & Lemonsを2月にリリースして、

The Blue Nileは、10月に、Hatsをリリースした。

Stone Rosesは、5月にデビューアルバムをリリースして、

時代は、マンチェスタームーブメントなのだが、

当時、The Blue Nileに関しては、存在を知らなかったし、

いったい、日本の洋楽として、どのような扱いだったのか

正直わからないし、記憶に全くない。

 

そもそも、聞くきっかけとなったのは、

ギャヴィン・ハリソンのインタビュー。

ジャッコ個人のプレイリストに、The Blue Nileがあったこと。

パット・マステロットのXTCレコーディングに関連した

インタビューで、The Blue Nileが出てきたこと、

この3つが重なり、聞くことになった。

つまり、クリムゾンによって、The Blue Nileを聞くことになった。

2010年代も後半に。

遅すぎるだろ。

救いようがないぐらい遅い。

 

よって、今となっては、マンチェスタームーヴメントは嫌いだ。

はっきりいって、XTCのOranges & Lemonsや

The Blue NileのHatsのほうが、マンチェスター・ムーブメントの作品より

偉大だと思う。

私個人の再生回数は上回っている。

振り返るとマンチェスター・ムーヴメントでロッキングオンが騒いでいること自体

悪影響だったんじゃないかとさえ感じる。

だって、所詮Stone Rosesのファーストだけだろ?

 

80年代特に、The Smithsが偉大だったと思う。

例えば、Hatful of hollow、The world won`t listen

などの素晴らしい作品に、80年代の他のバンドの作品で対抗しようと

考えると、主に歌詞が理由になるが、やっぱり、The Smithsかなと思う。

 

思うけれど、あえて、ぶつけるならば、

The Blue NileのHatsと答える。

マンチェスター・ムーヴメントではなくてね。

 

これが、今日現在の自分の中の答えだ。

この作品は、偉大だからだ。

夜更けに旅立つみたいな感覚を体感してしまう

コンセプトアルバムって他にない。

多くの人が持っている体感を呼び起こすようなところがある。

 

ボロボロの人生だけど、今夜、旅立とう!みたいな。

私は、夜逃げアルバムと呼んでいる。

 

リアルタイムで追いかけなかったことを果てしなく後悔しているので、

Hats再現コンサートがいつか行われますようにと祈りたい。

 

Hatsを聞きながら、夜逃げするところから人生をやり直したい。