フリップ大先生のお言葉 | いつも木端微塵

いつも木端微塵

ギタリスト:テリー木端の日記。この日記は、フィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません。
音楽的影響:King Crimson,XTC,Japan,Joy Division,The Blue Nile,
The Smiths,Morrissey ギターは、Tokai SEBレスポール木端モデル。

KING CRIMSON キング・クリムゾン | MUSIC IS OUR FRIEND JAPAN 2021 (creativeman.co.jp)

 

日本を褒めてくれている。

 

モリッシーと違っている。

モリッシーの場合は、

だいたい、最近、日本は、ランクとしては、かなり下位になってしまう。

微妙にダメだしされているような気分になってくる。

 

やっぱり、褒められるってうれしいね。

この点は、自分も考えないと、常に批判的であれば

いいというものではない。

 

普段、クリムゾンの話はしないが、

相当好きなんですねと言われたことはあった。

自分の中で、これを選んだという気持ちがある。

世の中に、ロックバンドはたくさんある。

その数多くの中から選んだと思う。

 

音楽は、不連続性というぐらいなので、

はっきり言って、何をリリースするのか、本当にわからなかった。

本当に変化するんで、批判も常にあった。

普通こういうのは、怖いと思う。

ある瞬間、褒められたら、その延長線上でさらに良くしようとする。

 

いつも他と違うことばかりやってきた。

ダブルトリオであったり、トリプルドラムであったり、

ヴォーカル無しの音楽をレコード会社が嫌う時代でさえ、

平然と変な音楽をやる。

 

日本人は、私の実感でしかないが、皆、誰かと同じようにという教育を受ける。

学校に行けば、成績の良いあの子みたいなのが素晴らしいとされる。

全員と完全に異なる方向に進むというのは、恐れの対象になる。

そんなことしていいんだろうかと。

日本人は、基本的にそういう教育を受けている。

 

キング・クリムゾンは、いつも自分たちは別ですという感じだった。

 

自分と比べて、はるかに人生の先輩が、それをやることが嬉しかった。

何かやってくれるんじゃないかといつも期待した。

 

自分の人生に照らし合わせると、

他の人と違ってもいいんじゃないかと思えた。

 

結局、みんなに合わせられなかったし、

みんなこうあるべきだという考え方にも

抵抗することになってしまったこの人生、

そんな自分にとっては、救いだった。

 

クリムゾン以外では、

モリッシーもすごかった。

Nobody loves usと言い切って、それでいて、

Do your best and don't worryと歌う姿は、救いだった。

 

この2つをたくさん見たのだから、

このひたすら苦しい人生も悪くなかったんじゃないかと思う。

許そうという気持ちすら芽生えてくる。

 

自分は自分であり、他の人たちと違っていてもいいんですってことだ。

みんなこうあるべきだなんて、すべてまやかしだ。

それが結論。

 

今回の来日も、他の海外のバンドなど、だいたい、延期か中止の中

来日する。

これが、最後の来日だとしてもクリムゾンらしい。