2020 Southpaw Grammar | いつも木端微塵

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ギタリスト:テリー木端の日記。この日記は、フィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません。
音楽的影響:King Crimson,XTC,Japan,Joy Division,The Blue Nile,
The Smiths,Morrissey ギターは、Tokai SEBレスポール木端モデル。

https://www.morrisseycentral.com/messagesfrommorrissey/277012-soon-2020-new-releases

 

曲のリストが見たいところだが、

ボーナストラックのサプライズはないだろう。

1995年の9月6日に日本盤が発売された。

発売日に買ったよ。

 

モリッシーソロが自分の中で決定的となって

その後、コンサートに行くためだけに、それまで行ったこともない

ロンドンに向かうことになった。

 

その原因となったのは、今、膨大な年月を経て

振り返ると、

「World of morrissey」と、この「Southpaw Grammar」の

2枚だったと思う。

 

Vauxhallは、もちろん、よく聞いた。1曲目のNow my heart is fullから、

確かに新しい地平は感じたが、そこまで絶対的な作品ではなかった。

 

BoxersからSouthpawに至るまでで、歌詞の雰囲気が変わったように感じたし、

すべての作品を振り返っても、Southpawの歌詞は、独特だと思う。

結局、ここに同調して信頼したってことなんだろう。

 

10分を超える曲が2曲もあって、プログレ化かとも思われたが、

クリムゾンを愛聴していた自分にとって、10分以上って普通だけど。何か?だった。

 

確かにサウンドは単調であり、卓越した演奏ということもなくて、ドラムは力強かったが、

決定的な名曲もない。

それでも歌詞が良かった。歌詞は、スミスより良かった。

才能のある天才青年の文学ではなくて、困難と向かい合う自分という感じがした。

 

当時の、Whatever happens,I love youと

Do your best and don't worryとか、Nobody loves usというストレートなタイトルも好きだった。

スミス的なタイトルではない。

 

Maladjustedの2009年リマスターはすごく良いがアルバムとして考えると、

それでも、Southpawを選んでしまう。

 

しかし、モリッシーの全キャリアを通して、5曲選べと言われると

Alma Matters

Lost

The edges are no longer parallel

の3曲は入ってくるので、全部、2009年のMaladjustedに収録されている。

 

Sorrow will comeとか、Papa Jackが弱い楽曲で

2009年は、Roy's keenとPapa Jackは、外されている。

いまだにちょっと微妙な選曲というのはある。

 

Roy's keenは、たぶん、モリッシーは現在否定しているんだと思う。

まず、コンサートでやらない。

ただ、これ、ライブでのラーラララーの合唱が、すごくいいんだけどね。

もう生涯、聞くことはないだろう。

Lostは、老後の自慢にしよう。

The edgesだけ、コンサートで歌ってくれないものだろうか。

 

個人的な印象として、Maladjustedは、

スティーヴリリィホワイト3部作の中では、

輝いている歌と、ほぼ聞かない歌の両方が存在する

ギャップの激しい作品と言える。

 

Southpawは、かなり励まされたアルバムで、

個人的には救いになった。