一人で出発する | いつも木端微塵

いつも木端微塵

ギタリスト:テリー木端の日記。この日記は、フィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません。
音楽的影響:King Crimson,XTC,Japan,Joy Division,The Blue Nile,
The Smiths,Morrissey ギターは、Tokai SEBレスポール木端モデル。

 

リアルタイムで発売されていたのに、気がつかなかった事実が嫌になる。

 

80年代の中でも、屈指の作品。偉大だと思う。コンセプトアルバムだと思う。

 

かなり語弊がある偏った表現をすると、ちょっと夜逃げみたいなアルバムと言うか。

夜逃げはしたことがないから、わからないけど。

音楽的にも、シンプルで音響という観点で驚かされるけれど、

一番驚いたのが、肉体と心に染みついた、ある時刻。それが再現される

 

まだ、暗くて、誰も街を歩いていない時刻に、コンサート会場に行ったりするわけだが、

街は、静まり帰っている。誰も歩いていない。そんな街を、一人自分は眺めている。

陽の光はない。うっすら明るくなるだろうか。

 

誰もが、暗い中、静まりかえった街を眺めたことがあるんじゃないだろうか。

 

そんな中、一人出発する。これまでいたところを離れて、一人で出発する。

希望を持って前に進むように、あるいは、時折、それまでの人生から逃げるように。そのどちらでもある。

モリッシーのFriday mourningを手をかえ、品を変え、一枚にするような感じだ。

 

The Blue Nileには、再度活動して欲しい。