死刑について | いつも木端微塵

いつも木端微塵

ギタリスト:テリー木端の日記。この日記は、フィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません。
音楽的影響:King Crimson,XTC,Japan,Joy Division,The Blue Nile,
The Smiths,Morrissey ギターは、Tokai SEBレスポール木端モデル。

 

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/39601

 

死刑について賛成か反対かは、別にして
教誨師という本は、読む価値がある。
 
被害者は、この世を去り、
被害者の家族は不幸になり
加害者が不幸になるのは当然だが、
加害者の家族まで不幸になる。

そして、死刑が執行されても誰一人として幸せにならない。
 
私は死刑に反対かと言われるとちょっと微妙。
被害者の家族の立場を想像すると難しい。
しかし、今の制度は問題あると思っている。
 
あり得ないかもしれないが、
被害者の家族が死刑を執行したら
いいのではないか?とすら思うことがある。
あり得ないのだけど。
 
オウム真理教の7人の死刑は、
7人全員を執行すべきだったのかというと、すべきではなかった。
再審請求中の状況では、執行はすべきでないと思う。
 
死刑が犯罪の抑止力になるかと言う話は、
ならない。
凶悪犯罪を行う人間が、それを行う時に
死刑を恐怖したりしない。
恐怖するとしても、ずっと後の話だ。
だから、抑止力にはならない。
死刑と無期懲役に抑止力の差などない。
 
膨大な年月、生涯、多くの人が不幸になる。
日本は8割以上が死刑に賛成。

秋葉原の無差別殺人の際にも、無知な野次馬が
警官に早く撃てと言う。

今回の死刑も、とっとと殺してしまえと言う人も
けっこう多いと思う。
 
「欠落している国民の生命の尊重」というのは本当にそう思う。
もちろん、悪いことをしているのだから天罰だという考えも理解できる。
自分の考えに沿えば、生命はゴミみたいなものというのは、
犯罪者と実はそんなに変わらない。
彼らも彼らの考えで、生命をゴミのように扱った結果死刑になる。
そして、それを非難する側も彼らの生命をゴミ程度にしか考えていない。
 
日本社会に、生命の尊重が欠落した結果。
何の信念も理想もなく、たいした考えもなく人を殺す。
あればいいというわけではないが、生命を尊重しない
社会が、生命を尊重しない犯罪を生んでいるような気がする。