後遺症 | いつも木端微塵

いつも木端微塵

ギタリスト:テリー木端の日記。この日記は、フィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません。
音楽的影響:King Crimson,XTC,Japan,Joy Division,The Blue Nile,
The Smiths,Morrissey ギターは、Tokai SEBレスポール木端モデル。

昔は、モズツアーから帰ってくると、その後、後遺症が半端なかった。
いつも燃え尽きて帰ってきた。
ほぼ、廃人と言ってもいい。

いつもの生活とのギャップが激しすぎて、
この、今の生活を自分で自分の心に説明しているようなところがあった。
 
何をどう考えても、
本来異常と言える日々が、どう考えても
唯一、正常としか思えない。
 
いわゆる、通常が異常に思えてくる。
人生は、99%以上、ナンセンスなのに、
それにいろんな意味をつけて正当化しようとしている。
人々はそうやって生活している。
これは、生きているとは言えない。
そう考えた。
 
そして、その考えは実は今も変わっていない。
 
心が乾いていって、まるで喉が渇くようで、
でも、お金を貯めないといけない。
働かないといけない。
これは、事実だ。
 
働かなくても、ずっとコンサートに行ける人たちというのは
存在していて、某ジュリアとか。
そういった人たちを羨ましいと思ったかと言うと
なぜか、そんなでもなかった。
 
当時は、自分で自分の人生をもっと確立しないといけないと
思ったからだろう。

しかし、終わりというものを意識すると
そんなもの所詮どうでもいいのではないかと思えてくる。
くだらない理由をつける正当化と同じだと思う。
私にとっては宗教もまさにそれと同じだ。
 
たった一つだけだから、真実だから教えておく。
今、その瞬間、全身全霊かだけだから。人生はそれだけだから。
 
今は、感動も難しくなり、全身全霊も難しくなり、
反面、廃人にもならなくなった。反動が減ってしまった。
 
今回、最前列で泣いていたっていう人が
帰国して、その反動はすごいだろうね。
 
日本に帰って、米を食べて、お味噌汁を飲むと
日本人であることを実感する。その瞬間は幸せだが、
その後、虚しさに苦しんだ。
 
その頃に戻りたい。
今は、常に麻痺しているかのようだ。