12/4 The Fillmore | いつも木端微塵

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ギタリスト:テリー木端の日記。この日記は、フィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません。
音楽的影響:King Crimson,XTC,Japan,Joy Division,The Blue Nile,
The Smiths,Morrissey ギターは、Tokai SEBレスポール木端モデル。

深夜2時近く、
睡魔に襲われる、ベッドで眠ってしまえば楽になれる。
眠るな!起きるんだ!死んでしまうぞ!という
冬山で遭難したときの、例のあれである。
※どっちみち死んでしまうんだけどね!
 
「いや、もういい、私は、エンジェルの夢を見るんだ!」と
寝落ちしかけたところ、
「大和魂はどうした?」という声が聞こえたような気がした。
 
しかし、このまま行くのは、つらいため、
シャワーを浴びるのだった。

そして、私はフィラデルフィアの観光に向かうのだった。
フィラデルフィア、まず、このよくわからない橋から
観光をする。
寒くて仕方ないが、なんだか楽しい気がする。
気がするだけで気のせいのようにも思う。
 
道には誰一人いないのだけど、
フィラデルフィア1の観光スポットと言われる
The Fillmoreに到着。
この時、この後に、起こる悲劇のことなど考えず、
入場まで16時間ぐらいをどう切り抜けるかと考えるのだった。
※もう2度と来ない。こんな会場(怒)
 
真っ暗闇で、自分だけかと思うと、そんなことはなくて
もういるのである。彼らが。君たちはいったい何者だ?
 
今日は、ニューヨークと違い、最初のメンバーは3時30分だった。
会場や日によって違うみたいだが、
3時30分は1つのターゲットになっているように思った。
 
会場で、去年来日公演に来たというドイツのファンから
話しかけられる。

去年の来日公演の感想をきかれたので
悪くはなかったと答える。

彼女は、99年からモリッシーのコンサートを見ているらしい。
去年来日公演でモリッシーのネックレスが首に絡まったのを
覚えているだろうか?

あれを解いていたのが彼女だった。
2日目のオーチャードホールでの出来事だ。

だから、彼女にとっては、2日目のオーチャードホールのほうが良かったのだ。
私にとっては、1日目のほうが良かったのだけど。
 
その時の動画を私に見せてくれた。
幸せそうな雰囲気で。
 
モリッシーのコンサートで世界中を周っているのか?と尋ねると
I`ve tried to do my bestとこたえる。
どこの国を見に行ったのか?と尋ねても同じ答えをする。
 
不思議な回答なので、普通じゃないと思ったのだが、
同時に、ものすごく純粋な気持ちで答えているのがわかった。

彼女にとって、モリッシーを見に行くことは、
人生でベストを尽くすことなのだ。
この人から、モリッシーのバッチをもらう。
 
新作でどの歌が、一番、好きかと質問したところ、
新作の中でというのが上手く伝わらず、
それは、決められないし、ここにいる人は皆決められない。
あなたには、それが答えられるのか?と言われて
新作の中でというところを理解してもらい
Home is a question markだというと
賛成だという。
そして、2番目は、israelだと言う。
私は、israelの歌詞はよくわからなかったと言うと
この歌はヴォーカルの素晴らしさなんだというので
そういう聞き方もあるのかと思った。
 
私にとっては、歌詞とヴォーカルは、両方が素晴らしいというのが
価値判断になっているので、考えさせられた。

israelの歌詞は、
all the lazy dykesに重なる。
何となく同じ雰囲気がする。
一向に過ぎない時間、お昼は、近くのメキシカンレストランで
ワッカモーレを食べた。
そして、戻って並ぶわけだが、
寒さによって体が冷え切っている。
これはやばいと思って15時ぐらいにホテルに戻った。
そして、あわててシャワーを浴びた。
生き返った感じがした。
 
そして、会場に再度、向かうと途中で一緒に並んでいた
人と会って、衝撃のキャンセルを知らされるのだった。
 
理由は病気だという。いつものやつだ。
 
彼は、もう、今日はオフだから、休みだと言うのだが、
もちろん、もともとオフだけど、コンサートがあった場合、
オフではないのか??
という疑問がわくのだった。
 
とにかく、すべてが普通じゃない。