小さな巨人最終回感想 | いつも木端微塵

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ギタリスト:テリー木端の日記。この日記は、フィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません。
音楽的影響:King Crimson,XTC,Japan,Joy Division,The Blue Nile,
The Smiths,Morrissey ギターは、Tokai SEBレスポール木端モデル。

つっこみどころはある。
全体を通してあるけれど、
面白かった。
 
やっぱり、小野田一課長が良かった。
あそこまで犯人だと疑われて
ボロクソに言われながらも
結局、反抗しまくってきた元部下二人を許し、
自分のクビと引きかえに一課に戻して、
自分は左遷っていうのが良かった。
こういう人は社会にはまずいない。
 
私は、初めから犯人とは疑っていなかった。
香坂は、やっぱり正論を言っていて、
真っすぐなので、分かりやすいし
共感しやすいが、個人的にはあまりインパクトを感じない。

良かったのは、絶望的な状況から起死回生に至るところ
それが良かったが、キャラクターとして
心揺さぶられる点は少ない。
 
でも、一課長の場合、反感と共感が入り交ざるので
インパクトが強い。
やはり、人間っていうのは問題児のほうがインパクトが強い。
 
だいたい現実というのは、そんなに理想通りに行かない。
誰もがわかっていることではある。
 
初めて退職した時を思い出した。
初めて退職する時は真剣に考えた。
悩みもした。けっこう長いこと悩んだ。
退職届を書くのも大きなイベントだった。
 
今は、年賀状書くのと大差ない。
前回辞めた時は、そのやめるきっかけが起きた後、
半日で決断した。悩まなかった。

過ぎてしまうと
まあ、慣れてしまうわけだ。

一度転職者になると後戻りはできない。
どれだけ願っても、どれだけ望んでも転職未経験者には戻れない。
辞める前の状態には戻れない。
その後の人生2度と戻ることはできない。
 
そういったことは重苦しい。初めての転職以外にもそういうことはある。
苦しい理由があって、重い決断をしてきた。
そういう決断を1つ1つしている自分も完璧な人間ではないから
当然至らない点もある。
 
だから、やっぱり、鬼のようでいて、
苦しみの中にいて、
それでいて、最後は優しさを見せる。
一課長のほうがリアルに感じた。