Live in Tronto
は、日本盤も出る。
このライブ盤は本当に素晴らしい。
繰り返し聞いている。
ロックが本来持っていなくてはならない
ぞくぞくするような感覚がある。
でも、それは一曲に集約されるかもしれない。
このアルバムは素晴らしいし偉大だ。
しかし、
立体的に攻めてくる、
あり得ない方角からギターが鳴る
Larks' Tongues In Aspic Part I
これに尽きる。
2016年度ベストソングだ。
この一曲を超えることは、
2016年誰もできないだろう。
ほっとする。存在すべきものが存在するから。
その昔、
初めてクリムゾンを聞いたとき、
とんでもない音楽をやっていると興奮した。
仮に今生み出されたとしても画期的だと思う。
長年最強だと思ってきた70年代に
このトロントの1曲は勝っていると思う。
70年代と聞き比べている。
トリプルドラムも偉大だが、
ギターの狂気の音色がすばらしい。
日本公演も映像で出してほしい。
歴史的な出来事だったのだ。