平均年齢層は高いのだけど
若い観客もいて老若男女集うみたいな
状況になった。
座っていた席のすぐ右方向に
パットマステロットがいた。
開演前に、撮影するなの音声、
youtubeと同じやつが流れる。
日本で映画を見ると始まる前に映画を撮影するなという
映像が出るがあれに近い。
正直、あまり撮影する気にも録音する気にもならない。
理由は、DGMLiveからどのみち高音質の
ダウンロード販売になるはずだからだ。
ライブの感想は、トップレベルで良かったなのだが。。。
まず、1曲目からこんなにいいのかと驚いた。
40年以上の歳月を経て演奏される
太陽と戦慄パート1だ。
だいたい、けなすことがあってもまず褒めない
自分がすばらしいという言葉しかでない。
ひさしぶりのフリップのギターだが、
トリプルドラムもすばらしく。
観客のリアクションを見ても
周囲は感動していた。
1曲目から意識が飛びそうだった。
2曲目からOne more red nightmare
これもカッコ良かった。
サックスとフルートが入る
VROOOMも新しい解釈という感じで良かった。
レベル5のトリプルドラムバージョンは、
レベル50ぐらいになっていた。
REDもトリプルドラムにするとこんなにいいのかという状態。
コンストラクションは、ヴォーカル省略だがこれも良かった。
クリムゾンのコンサートは、クラシックに近くて
皆座って静かに聞くのだが、曲と曲の間に観客が立って拍手する
状況は、人生で見たことがない。
太陽と戦慄パート2の後など総立ちで拍手をしていた。
今回のトーキングドラムから太陽と戦慄パート2への
流れは、昔からある流れだが、トリプルドラムバージョンなので
個人的には新鮮だった。
その後スターレスなのだが、言葉にできないというか
何度もトリプルドラムのテイクを聞いてから
このライブに来ているがどうしようもなく感動した。
イントロのギターで、もう参ったというか。
70年代のスターレスは、もがき苦しみ演奏している
という感じで、重すぎで聞けないという人もいる。
今回のスターレスは、確かに変わらないものではあるのだけど、
なんだか苦しみを許しているかのような演奏だった。
フリップのこびりつくギターの存在によって
ヴォーカルへ意識が行かない感じになってしまった。
星ひとつない暗黒で苦しむ自分を許しますというように
感じられた。
アンコールでの21st century
は、ギャヴィンハリソンが偉大なドラムソロを披露して
メンバーから観客までびっくりしたと思う。
ここまでやるのかというドラムソロだった。
この日で聞きたい曲は全部見てしまった。
モリッシーのように見たい曲を出してはひっこめされて
結局見られないとかいう危険性もない。
すばらしい。
明日もこの濃厚なライブをもう一度見るのかと思うと
なんだか宙に浮いてフワフワしているような精神状態だ。
けっこう人生観と音楽にたいする考えが変わるライブで
キングクリムゾンの中で自分が経験したもので最高。
自分のライブ経験の中でも最高の1つで
匹敵するものは、95年、99年、2000年のモリッシーぐらいで
2014年にこの感覚になるとは思ってなかった。
今年のベストと言える。
全曲全部の瞬間がということではないのだが、
良かったという言葉しか出てこない。
こんなことってまず無いことだ。
こんな風に毎晩見られたら
とても充実しているのだけど。