第8回 CCIE Night | いつも木端微塵

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ギタリスト:テリー木端の日記。この日記は、フィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません。
音楽的影響:King Crimson,XTC,Japan,Joy Division,The Blue Nile,
The Smiths,Morrissey ギターは、Tokai SEBレスポール木端モデル。

に行ってきた。


いつも木端微塵-ccie

長期、CCIE資格保有者が表彰される中、
あれ?俺長期じゃないのか?
もしかして、両方もらえちゃう?♪
とか思っていたが、甘くなかった。


10年も更新を続けてきて、
英語の技術書を熟読して
VUEの画面に目を近づけすぎて
何度も目をこすり。
そう、私は目が見えなくなってしまった。

「Yes,Iam blind」


身を削って10年戦ってきた。


そして、去年目を手術するに至った。


でも、なぜかブルーライト眼鏡をかけているので
眼鏡から解放されていない。


まあ、
きっと次回はカウントされるのだろう。


さて、CCIEは、自腹で機器を購入して、
自分で受験費用を払い、
海外受験をしていた時が一番想い出に残っている。


会社は、当時、何もサポートしてくれなかった。


もちろん、シスコさんでマルチプルホルダーはすでに
いたが、それ以外でそのようなことをする人は
あまりいなかった。人数が少なかった。


道なき道を切り開いているようなところもあった。

http://www.youtube.com/watch?v=jIcOs5hR9k4


(道なき道、私は子供の時これを見て育っている。
嘘か本当かではなくて好きだった。
この番組には、権力で潰すとか、嫉妬するとか
そういう空しい汚いものがない。真剣にペットで

マングースが欲しかった。)


あの時、やっぱり自費で海外受験をしていた人は、
いくつCCIEを持っているかではなくてすごかった。


会社がサポートしてやっていた人たちも
あの時代に、理解を示していた会社は立派な会社だと思う。
結果論だが、私の所属する会社よりも今ではその会社のほうが
パートナーとしての評価は上がっている。


正直なところ、

今の環境では自分の技術を伸ばしていくのが
やりずらくなっている。良くそう感じる。


昔のほうがいろいろと無茶もできた。
私が否定的なことを言うときは過去と比べて
過去良かったなと感動したことと比べて
著しく空しく没落すると、否定的な意見がでる。

これは、未来永劫変わらないような気がする。


今日は、シスコさんから、貴重なものをいただいたので
ポジティブなことをここから書きたいと思う。


あそこに集まっていた人は多くの人がそうだと思うが、
CCIEだから自分がすごいとか思わないはずである。
私も自分がCCIEであることをすごいと思ったことはない。


しかし、チャレンジして合格してすごく良かったなとか
すごい大変だったなとか思ったりした。


私の人生においては、とてもとても大きな想い出である。


感情がかなり動く局面があった。
追い詰められたし、苦しんだし、時として感情的にもなった。

特にお金を自分でかなりつぎ込んでいた時、
手を出してはならないギャンブルに突入したように感じた。


CCNAとかCCNPの場合、不合格になっても
実はこれらの試験で不合格になった経験はないのだが、
次は合格するだろうというめどもつくだろう。


CCIEは、底が見えない。

金がいくらかかるかわからない。

その年の賞与は完全に消滅。

給与も削りまくりだった。


トンネルの暗闇の中にいて、

出口が見えない感じだった。


そんな中機器を貸してくれたり、

購入するのに安く買えるように
教えてくれたりした人たちはいて、

やはり感謝しなくてはならない。
時として意見が合わず衝突したりもするが。


とにかく引くに引けない状態になる。
あと戻り出来ない感覚になる。


合格したときのほっとした感覚、
ああ、これで普通に暮らせるんだ。
普通の生活に戻れる。
その時の何日間かは、すごく幸せなのである。
何か自由になった気がするのだ。


冷静に考えるとただ試験に受かっただけなのだが、
幸せなのである。何ともいえない幸福感なのだ。

今、その幸福感は私の中にはない。
でも、思い出す。身近な感覚として思い出す。
とても大きな存在として。


CCIEになる人は、いろいろな人がいるし、
全く違う道で取得する人もいる。
その過程が、良かったなと、自分の想い出として
価値があったなというならば、
私は価値があると思う。


もちろん、お客様へのクオリティはどうなのか?
現場力があるのか?これは大事なことで
別途エンジニアとして追及しなくてはならない。


でも、それとは別に、人生の中で心から
やってよかったと思えるならば、
私は、CCIEにはとても価値があると思う。


他の多くのCCIEとは、

違う考え方をしているかもしれないが
心の中でしっくりくる真実だ。


あと、自分の中であまりやっている人がいないというのも
重要だった。
もっというと、誰もそんなことをやらないよというのが
私は好きである。


資格に関しては、CCIEに限らず歴史的にいろいろなものを
受けているし、その中で公表したことはなかったりするが
そんなこと地球上で誰もしないよということをいくつかしている。


いろいろと工夫が必要になるのでけっこう楽しい。


結局は、良かった、

楽しかったと思えるかどうかだというのが
結論になる。