私はJリーグにも興味はないし、
日本代表にも興味が無い。
もしベスト4に入るとしたらそれは完全に運でしかない。
運は実力のうちとも言い難い。
もともと興味無かったかと言われるとそうではなくて
Jリーグは発足当時から注目してよく試合を見ていた。
日本代表が、ワールドカップに出場してほしいと応援していた。
でも、ある日を境に気持ちが萎えてしまった。
なぜかというとそれは、イギリスの存在である。
私が初めてイギリスに行った際、それはサッカーとは無関係
な理由だったのだが、イングランドVSスコットランド戦
のときだった。
イギリスにおけるサッカーの存在。それは重みが違っていて
かつてオアシスのノエルが言っていたが、
イギリスで成功しようと思ったら、サッカー選手かロックンロールスターの
どちらかになるしかない。そういうものである。
フーリガンもいるので暴動、喧嘩などが起きる。
この日は、夜は危ないから外に出歩かないようにという日である。
地下鉄に乗ると、
上半身裸でペイントしたスキンヘッドのインディアンみたいな
やつがサポータとして乗ってくる。
町では、変質者にイキナリ追っかけられた。
通常でも自分の応援するチームが負けると、
良い大人がワンワン泣いたりするし
愛するチームが絶不調でも
他のチームに乗りかえたりなど許されることではない。
良い時も苦しい時も皆わかちあうのだ。
ふざけたプレーをすると選手はサポータに殺されてしまうかもしれない。
とにかくありとあらゆることが行き過ぎという感じ。
それがカルチャーとして意外と普通に存在する。
一部の狂信的な信仰宗教みたいな位置づけではない。
日本には存在しないのだが、あえて例えるなら
野球の阪神ファンとかJリーグで言うと浦和レッズファンとかを
もっともっと行き過ぎにした感じである。
日本でワールドカップに魅了されているサッカーファンは、
日本と比べると数段すばらしい海外選手の芸術的なプレーに
魅せられているというケースが多いのだろう。
私の場合、
イギリスを見て日本が気持ちの面であまりにしょぼいから
興味がなくなってしまった。
イギリスのようになるのが正しいということではない。
あんなの気が狂っている。しかし、リアリティーという面では
あまりにリアルなので、日本のサッカーは気持ちが萎えてしまう。
理由はリアルでないからだ。
もし日本人がワールドカップで他国のサポーターと乱闘になったら
ちょっとは興味を持つかもしれない。
こんなふうに心の中で思う段階で、イギリスにそうとうやられている。
ちなみに多くの試合でイギリスを応援しているが、イギリス人にしてみれば
自国のチームを命がけで応援するのが正しいのだろう。
南米みたく、子供たちが街ではだしでサッカーを小さいころからやっています
というならカルチャーとして負けても仕方ないのだが、
イギリスを見ると、日本は単純に気持ちがまず負けている。
ベスト4になれなかったら全員帰国禁止で次のワールドカップまで
帰ってくるんじゃねーとかした方がいいと思う。
そしたらちょっとは変わるかも。