日本の旅人を生きる 白浜編(1) | いつも木端微塵

いつも木端微塵

ギタリスト:テリー木端の日記。この日記は、フィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません。
音楽的影響:King Crimson,XTC,Japan,Joy Division,The Blue Nile,
The Smiths,Morrissey ギターは、Tokai SEBレスポール木端モデル。

もうかれこれ12年ぐらいの付き合いになるJから呼び出しを食らい。和歌山に行ってきた。本当は勉強したかったのだが理由があって旅行をしてきた。和歌山は初めてだ。

Jの実家は民宿をやっている。南紀白浜空港から車ですぐの場所で海まで歩いて3分である。彼はこの2ヶ月ずっと白浜にいた。

夏は観光客でごったがえしているので実家のテニスコートをつぶして駐車場にして仕事をしていた。

彼はもう40歳を超えるのに1度として就職したことがない。仕事はミュージシャン。ロックンローラーだ。やることなすことめちゃくちゃで。

この夏は、実家を水没させそうになった。

早稲田実業の甲子園の試合に夢中になってお風呂のお湯をとめわすれた。民宿の2階全体がお風呂になってしまった。

14時がチェックインだと言うのに13時にそんな状態なのである。パニックになったらしい。

2階から湯気がでてお湯が垂れてきたとき、受付の従業員が「あれ何か煙が出てない?」と言ったときも「大丈夫、そんなのありえないから」と試合の続きを見ているのである。

お湯が1階まで落ちてきたときに事の重大さに気がついて、お湯を止めに行こうにも熱くていけない。長靴をはいてようやく止めたときには水浸しである。

ずいぶんと長い付き合いだが、さすが大物だ。人生がロックしている。

近所の寿司屋のマスターまでその話をしているぐらいだ。


http://www15.plala.or.jp/kohzusi/index.html

(ちなみにこのお寿司屋さんはすごく美味しい)

この夏甲子園とは違った形で和歌山の観光地で伝説を残してくれた。

どういうわけかいつも道をふみはずしてばかりいる。

そんなJnetworkerである。