男たちは恵まれた時代に狩に出た。
右手にはシスコと言う名の猟銃を持っていた。
その銃を持つ人間は少なかった。
地平線上は獲物で埋め尽くされていた。
男たちが銃を撃てば獲物にあたった。
他の連中がそのことを知り、うらやましく思い狩に参加した。
彼らも右手にシスコと言う名の猟銃を携えた。
獲物はどんどん減っていった。
昔はシスコと言う名の猟銃を持つことが特別だった。
しかし今はそうではなくなった。
良く狙わなくても撃てば獲物に当たった時代を経験した
男たちは、自ら狙い撃ちする力にはあまり長けてなかった。
後から来た連中に獲物を奪われるようになった。
新しい武器を見つけ使っていくことにも長けていなかった。
シスコと言う名の猟銃が彼らにはあまりに特別だったからだ。
しかし、いつまでもそうはいかなくなった。
彼らは徐々に特別な存在ではなくなった。
そしてむしろ弱体化していった。
まるで南の国で育った人間が、氷河期に突入するようだった。
というような悲しいストーリーは嫌なのでがんばりたい。