引退の時 | いつも木端微塵

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ギタリスト:テリー木端の日記。この日記は、フィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません。
音楽的影響:King Crimson,XTC,Japan,Joy Division,The Blue Nile,
The Smiths,Morrissey ギターは、Tokai SEBレスポール木端モデル。

中田の引退は好きになれない。

たしかに4年後のワールドカップを考えたら33歳で全盛期ではないのだろう。

今回が全盛期ギリギリであり、そこで結果が出せなかった。

そして第2の人生は実業家。

何だか絵に描いたようなストーリーである。

しかし、外側から見えることと本人が感じることは別なので批判はできない。

私のように小さい頃からキャプテンを見て育った人間としては、

ぜひとも歳をとって怪我に泣き、ワールドカップに出場させてもらえないようなものすごく泥臭く惨めな状態になって引退してもらいたい。

全然賢くないかもしれない。

でもどうしても私が好きになるのはこういうスタイルだ。

歌手は歌えなくなって引退してもらいたい。

サッカー選手はボールを蹴れなくなって引退してもらいたい。

兵頭さんはいまだにあの歳なのにベルギーでCCIEにチャレンジした。

普通絶対ないだろう。

きっと世界のどこかでラボ受験中に腱鞘炎になり、老眼で問題が良く読めず、試験の終わりにWRを忘れるようになってようやく引退してくれることだろう。

そして社長として社員に言うのである。

「俺はもう駄目なんだ」と


そして、社員のkoichiさん、おおたにさん、AGさんが後ろに続くのである。男泣きに泣きながら。


その状況になって私もようやく背中に貼ったピップエレキバンを見せて限界を告白するのである。


「ほっと」しながら。ようやく引退できるのかと。

これを魂の系譜という。

そういえば、引退する引退すると騒いでいつまでも引退しないブログがあったがそのことは忘れよう。

だいたい、引退する引退すると騒いでもしぶとく引退しないところに男の美学あるのだ(謎)

ともあれ、ワールドカップの舞台に立ったことはない。

だから理解の及ばない限界の世界があるのだろう。そういう意味では尊重せねばなるまい。