フジロック2日目
この日はかなりダメージを受けた。
辛かった。
ブログ「キングクリムゾンを生きる」の熱心な読者のために
レポートしておく必要性があるだろう。
1日目で完全燃焼したので相当バテタ。
2日目起きると天気は晴れ!やったーーーーと
大喜びだった。9時過ぎに友人たちと温泉に行く。
温泉にゆっくりつかってからだの痛みを和らげた。
ルーレットで敗退した際のアルコールを抜く必要があった。
ああ、禁酒を誓ったのに。神様許してください!
といったところで許してもらえるはずもなく
その後悲惨な世界に突入した。
1日目裏切られた気持ちだったので
僕は晴れていたが雨具を持っていった。
フジロック会場についてから急速に天候にかげりが見え始めた。
この日は、とりあえず12時30分からのeddi readerを見た。
2度目だった。彼女は2度フジロックで歌った。
eddi readerが歌っているときに土砂降りになった。
合羽を着たがびしょぬれである。動くに動けない。
しかも合羽が切れてしまい、僕は悲惨なことになった。
動いたら駄目だというぐらいのスコールだった。
雨が少し弱まったところで少し早めにeddi readerの会場を
後にしてグリーンステージに向かった。
マキシモである。
雨だったこともあり、またマキシモはまだまだ日本では知られて無いというのも
あってグリーンステージ最前列を確保した。
最前列でマキシモを見た。
SHOWは最高だった。
行くぞ!と日本語で叫んだ後、apply some pressureである。
おもいっきりはしゃいでしまった。
ファーストアルバムの主要な曲はすべてやってくれた。
マキシモがイギリスの伝統を受け継ぐ良いバンドであることを
証明できたのではないだろうか?
雨でずぶ濡れだが良かった。
10月も見に行くよ。
その後いそいでカリフォルニアギタートリオを見に行った。
何とか見ることができた。
クリムゾンファミリーである。
びっくりしたのは、何と!!!
ベースにトニーレビンがいるのである!!!
トニーレビンは、世界的にも本当に重要なベーシストである。
めちゃくちゃ上手い!
カリフォルニアギタートリオには悪いが僕はトニーばかり見ていた。
例によって爪みたいなのを2本の指にはめて叩くようにベースを
引くのだがあまりに鮮やかでみなそちらに眼が行ったと思う。
これならエイドリアン爺のときもトニーレビンが引くのだろうか?
それならスリープレスができるのでは?
とほのかな期待を持った。
トニーレビンを知りたいなら、ピーターガブリエル、80年代のクリムゾンを
聞けばすばらしい演奏に触れられる。
GANG OF FOURを見に行った。
モリッシーとコラボレート?みたいなうわさもあったが。
彼らは、エネルギッシュだった。彼らは1981年とかが全盛期なのである。
最近思う、ロックは歳をとってきている。
若手バンドは、息が長くシーンに残れなくてなっている。
The Libertinesも解散状態だし。
Maximo Parkも生き残れるだろうか?
思っていたよりGANG OF FOURのパフォーマンスに対する印象は良かった。
でも僕がすごい好きな音楽という感じでもない。
彼らのパフォーマンスを途中にしてエイドリアン爺の
元へと向かった。
(エイドリアン爺の会場、人が少ない)
エイドリアン爺のステージにつくと
驚いたのは機材のサウンドチェックを自分たちでやっているのである。
これは、僕が今回フジロックで目にした唯一の光景だった。
さすがクリムゾンスピリットである。
誰かに任せない。ひとりひとりが最高のサウンドのために自分たちの機材は
自分たちでセットアップする。
会場につくともうすでにエイドリアン爺がいるのだ。
ベースが残念なことにトニーレビンではなかった。
会場の観客は僕が行ったとき恐ろしく少なかったが
その後少しずつ集まってきた。
僕が行ったときにいた連中はまさしくクリムゾンファンである。
なんて危険な人たちなんだ!!!(汗)
19時30分ぐらいからエイドリアン爺がプレーしはじめた。
ベースとドラムの技量は、それほど高くない。
その辺のバンドと同レベルである。これではクリムゾンナンバーは
難しいと感じた。
1曲目は知らない曲でつまらなかった。
そう思っていたらやったのである!
2曲目でクリムゾンナンバーを
「dinosaur」である。
これは、クリムゾンがロックを皮肉った歌で
僕は恐竜、誰かが僕の骨を掘りに来る。
ロックとは恐竜で、過去の遺物。過去の栄光
それにしがみついて同じことを繰り返そうとしてみなが漁っている。
そういうことを歌っている。
このナンバーは言っちゃ悪いがそんなに難しくないので
あのベースとドラムでも演奏できる。
その後延々とソロをやりやがった。
クリムゾンファンがベースに対してとんでもないことを言った
「hey tony!!」
絶対わざとである。何でお前なんだ?トニーレビンが引くんだろうという
意味である。
何の罪も無いベーシストを攻撃してしまう。
ものすごい厳しいファンなのだ。
それを聞いて僕はエイドリアン爺をいじめる気をなくしてしまった。
みなクリムゾンを期待してここに来ているのだ。
クリムゾンに妥協は無い。
たとえるならば、ポールマッカートニーのコンサートで
ジョンレノン!!と平気で叫べるようなファンを備えているのが
鬼のキングクリムゾンである。
ソロでエイドリアン爺がやっていようが関係ないのである。
新しく、他になく、卓越した、音楽だけが求められているのだ。
そもそもキングクリムゾンは、ビートルズのアビイロードを
蹴落として1位になった。
クリムゾンキングの宮殿は歴史的偉業とされている。
21世紀の精神異常者がビートルズを叩き落したのだ。
当然容赦ない。
コンサート後半で僕は嫌気がさしてきた、くだらないソロ作品ばかり
やるからだ。
もういい、お前は次期クリムゾンはクビだ!
ソロで延々とがんばれ!
次期クリムゾンは、デビッドシルビアンか、モリッシーで行くから。
フリップ老師にそう伝えておくと
むかっとしたところ。
(フリップ老師の写真)
突如やりだしたのだ
「three of a perfect pair」である。
これはけっこうリズムが難しいが一生懸命やっていた。
僕はうれしくなって真ん中3列目ぐらいで歌いながら踊っていたと思う。
その後
「frame by frame」をやったが難易度が高いため途中までである。
卑怯だぞ!エイドリアン爺!執念で必死に演奏してみろ!!!
これでコンサートは終わりかと会場を去ろうとすると
何とクリムゾンファンたちがアンコールしだすのである。
信じられない光景だ、これだけしかいないのに
なんて強靭で粘り強いファンたちなんだ。
アンコールにこたえてエイドリアン爺がプレーしたのは!!
何と!!!
「thela hun gingeet」
80年代の名作 diciplineからの名曲である。
これを全力で演奏しだした、クリムゾンファンたちは僕も含めて
超盛り上がって歌いだしたが、ベースがミスったりもした。
でもまあ、がんばったよ。エイドリアン爺
しかし、次期のクリムゾンは、良くてもギターリストが限界だ。
基本的にお前はクビだと思ってくれ。
じゃあな。元気でソロがんばれ!!
そうこうしているとまた雨がふって僕はクタクタになって
車に戻った。服を着替えるが寒くて仕方なくて
そのまま眠ったがちょっと風邪を引いた。
そして3日目に突入である。
言っておこう。この日も雨がふった。
でもかなり回避した。
2日目のダメージが大きかったので、雨が怖かった。
フジロックから比べたらサマソニなど容易い。
やはりモリッシーはフジロックで来日がいいと思う。
根性の無いどうでもよいファンたちは、まず来ないだろう。
その程度の連中はいらない。
よって雨のフジロックで来日というのがいい。
強度の引きこもりみたいな連中は全員来なくていい。
あばよ!
強靭なファンだけが集結するのだ。
これで行こう。来年はモリッシーフジロック来日だな。

