皇帝ペンギン | いつも木端微塵

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ギタリスト:テリー木端の日記。この日記は、フィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません。
音楽的影響:King Crimson,XTC,Japan,Joy Division,The Blue Nile,
The Smiths,Morrissey ギターは、Tokai SEBレスポール木端モデル。

pengin


皇帝ペンギンを見た。

ものすごい過酷な映画である。


ペンギンに癒されようとかっていう表現は間違っている。


少なくとも僕は癒されなかったし、
自分を反省した。


ペンギンが人より偉大だったなんて知らなかった。


人間社会を見回せば、人はペンギン未満である。


ものすごい逆境の中、命がけで闘っている。


子供の卵が割れて凍り付いて生命が死ぬ。
父ペンギンが凍死する。
子供が凍死する。
子供が凍死しなくて、父ペンギンが凍死しなくても
母ペンギンがエサを持ってこれなく餓死する。
母ペンギンがアザラシに襲われて死ぬ。
子供が1人で歩けるようになったら、鳥に食べられて死んでしまう。

まさに命がけの大自然との闘いである。
どんどん脱落して行く。


目を覆いたくなるような現実がある。


それでも闘うのである。大自然の試練に立ち向かうのだ。


愛とは何か?

人間社会の愛の大半が、ご都合主義でインチキに思えてしまうような
映画である。感銘を受けた。DVDも買おうと思う。


世の中が荒んでいくのも、子供が病んでいくのも仕方ないような気がする。


社会で働いていて、こいつ外道だなと思う人間はたしかにたくさんいるのだ。


僕は、31歳だがこの映画を見て大人としての責任を少し意識した。
他人は関係ない、僕は僕なりに精一杯姿勢を見せれるようにがんばって
生きていこうと思う。


口だけ連中のゴミには負けない。


もし若い人がそういう人間たちに絶望するならそれは間違っていない。


でも忘れないで欲しい。「みんながみんなではない!」


所詮、皇帝ペンギンが、ダメダメゴミペンギンと一緒の道を歩み
一緒の世界で生きることはできない。


皇帝の道を彼らは行くのである。


「寒くて辛くても僕らはここに残った。」
「多くのペンギンは逃げて行った。」


僕も努力が足りない、真剣さが足りないと反省した。
僕はもっと努力する。人生に対して努力する。
ペンギンに比べれば、仕事や試験や英語など楽勝である。
なんて容易いんだ。


実は僕は見知らぬ国の見知らぬ場所で、13時間雪の中で立ち尽くしたことがあった
もちろん座ったり立ったりだが、とても寒かった。


靴下はびしょぬれで足が痛かった。


13時間でも死にそうだったのにペンギンは100日間もやっているのだ。


真っ白だった卵も、子供が生まれるときには真っ黒になっていた。


せっかく生まれたのに凍死するペンギン。
鳥に食べられた時は鳥への殺意で一杯になった。


上手くいえないが都合のよい言い訳を言って逃げちゃいけない。
また、口だけは上手いこと言って相手のことなど考えてないとか
論外だと思う。


最近、こういう逆境と言うか試練へのチャレンジスピリットに
触れると、得たいの知れない宗教心に芽生える。


「皇帝ペンギン教」である。


映画を見ながら心の中でこんなことを言っている自分がいる。

「神様、僕も凍死するまでがんばれば天国へ行けますか?」


やばい、絶対にペンギン様にマインドコントロールされている。

このままじゃ、時間の問題で僕も凍死しそうである。


でもコタツでみかんを食べながら「愛してるのよね」

ビーチで日焼しながら「愛してるのよね」

とか言っている連中よ!

ダイヤモンドダストーーーーー!!!


以上終わりである。