真っ白な灰になりたい | いつも木端微塵

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ギタリスト:テリー木端の日記。この日記は、フィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません。
音楽的影響:King Crimson,XTC,Japan,Joy Division,The Blue Nile,
The Smiths,Morrissey ギターは、Tokai SEBレスポール木端モデル。

3月10日にホセメンドーサに敗北したため

いやもとい ラボ試験に敗北したため

最近の僕はどんよりと暗い。




今日の英会話でも

「I am loser and I am useless and I am sick and I am dull
And I am plain .」

「Truly disappointed !」

と繰り返していたのでナディアが呆れていた。

この1ヶ月半は、仕事とこれしかなかったのに
でも僕の力が足りなかった。

何でまた受けるのかとナディアがきいてきたので。
一生懸命説明するが上手くいえなかった。

再放送で狂うくらい見た「あしたのジョー」が
キッズステーションでやっている。
頻繁に見ている。
思えば複雑な家庭環境とこういうアニメが僕の人格を決定した

では、ジョーの言葉をちょっとモディファイして
書きたいと思う。

「つ…つ、つまりその…おれは、
その…いままで世の中をわたってきて
…な、なにをやっても不合格の烙印を押されつづけてきた…。
それが…ネットワークだけが、
おれを合格させてくれたんだ。
そ…そいつがうれしかったんだ」

たかだか1つの試験に2度不合格したぐらいで
ちょっとやそっとであきらめれるか!!
どれだけの苦難を乗り越えてきたと思ってるんだ!!

→でもへこんだ。(涙)

葉子がいいことを言っている。

葉子 「『あした』……と言っているわね、
しきりに…。『すばらしいあした』は、きょうという日を、
きれいごとだけ…お体裁だけ整えて過ごしていては、
永久にやってこないわ。血にまみれ、汗や泥にまみれ、
傷だらけになって……他人には気ちがいあつかいをされる、
きょうという日があってこそ……あしたは……ほ…本当のあしたは……!」

これを読んでいる人たちにこのスピリットがわかるだろうか?
口ばかりで闘わないやつはたくさんいるよ。

この言葉が響く人とは友達になれるな。

明日のジョーで今日やっていた
名言。美しい。美しすぎる。

紀子 「矢吹くんは…さみしくないの? 
同じ年ごろの青年が、
海に山に恋人とつれだって青春を謳歌しているというのに…」

ジョー 「……」

紀子 「矢吹くんときたら、
くる日もくる日も汗とワセリンと松ヤニの臭いがただよう薄暗いジムに
閉じこもって縄とびをしたり柔軟体操をしたりシャドー・ボクシングをしたり
サンドバッグをたたいたり…。たまに明るいところへ出るかと思えば、
そこはまぶしいほどの照明にてらされたリングという檻の中
-煙草の煙がたちこめた試合場で酔っ払ったお客にヤジられ
座布団を投げつけられながら闘鶏や闘犬みたいに血だらけになって
殴りあうだけの生活…しかも、体はまだどんどん大きく伸びようとしているのに、
体重をおさえるために食べたいものも食べず、飲みたいものも飲まず…。
みじめだわ悲惨だわ、青春と呼ぶにはあまりにも暗すぎるわ!」

ジョー 「ちょっと言葉が足らなかったかもしれないな…。
おれ、負い目や義理だけで拳闘やってるわけじゃないぜ。
拳闘が好きだからやってきたんだ。
紀ちゃんのいう青春を謳歌するってこととちょっと違うかもしれないが、
燃えているような充実感は今まで何度も味わってきたよ
…血だらけのリング上でな…。
そこいらの連中みたいにブスブスとくすぶりながら
不完全燃焼しているんじゃない…。
ほんの瞬間にせよ、まぶしいほどまっ赤に燃えあがるんだ。
そしてあとにはまっ白な灰だけが残る…燃えかすなんか残りやしない…。
まっ白な灰だけだ。そんな充実感は拳闘をやるまえにはなかったよ。
わかるかい紀ちゃん。負い目や義理だけで拳闘をやってるわけじゃない、
拳闘が好きなんだ。死にものぐるいでかみあいっこする充実感が、
わりとおれ、好きなんだ」

紀子 「矢吹くんの言ってること…なんとなくわかるような気がするけど
…わたし、ついていけそうにない…」

「燃えているような充実感は今まで何度も味わってきたよ」

この言葉、みなさんにありますか?

まるで燃えているようで、その瞬間、
その場所は全く完璧で欠点なんて何も無い。
火のうちどころがない。そしてものすごく美しい瞬間。

ほんの数秒で、そして2度と同じときはやってこない。
そしてその後の人生もその瞬間のことを何度も思い出す。
こんなことのために生きている。

この不完全で醜く、残酷な世界で。

そんな瞬間に出会いたい!!

たとえ、そんなことを他の人たちは考えず、忘れてしまっているとしても、
心から僕はそれを望んでいるし、欲している。

本当の明日、本当の明日に出会うために!