アイルランド激凍編(4) | いつも木端微塵

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ギタリスト:テリー木端の日記。この日記は、フィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません。
音楽的影響:King Crimson,XTC,Japan,Joy Division,The Blue Nile,
The Smiths,Morrissey ギターは、Tokai SEBレスポール木端モデル。

旅行記12月20日続き、、、

寒い中、柵の前で並んでいるヘレナが戻ってくる。
他の面子も来た。何人かとメールアドレスの交換をする。
ロンドンから来た人からグラスゴーのセットリストの
紙をもらう。へえこんな風に書かれているのかとじっくりながめる。



モリッシーのボディガードがやってくる。
どんなファンが並んでいるのか彼は見に来た。

彼曰く、来年3月から4月で、オーストラリア、南アフリカ
日本のツアー予定があるという。
他のファンからも同じ事を聞く。
ということは、来日の可能性は強いのだろう。
南アフリカ、何どもうわさされている。
もし実現するならモリッシーにとっても初めてである。

そのうち、イアンが朝早くから並んでいるのだから来た順に
番号を振ろうとか言い出す。

僕としてはなんというか反対だった。
ちゃんと責任を持って本当に番号振るならいいが

後で問題にもなったが並んでいたが番号振ってもらっていない
人間が出てしまった。
そのとき、だからやめておけばいいのにと思った。
来た人間全員に誰が責任持って番号ふるんだよと
僕は思った。

それに僕はそもそも従う気もなかった。
なんというかその時次第である。
ケースバイケース。
自分勝手にきこえると思うが、僕は僕の感覚で行く。
誰が何を言おうとも。
よって悪いけど無視するからなと思ったが
これらを英語で説明して理解を得るほど
英語に長けてないので素直に番号ふってもらって
並んでいた。それに理解も得られないか(笑)

いざとなったら無視するしかない。
1瞬1瞬が勝負だから止まっている時間はない。
それでつらい経験も何度もしている。

午後になってからある女性がやってきてヘレナに挨拶をしていて
風貌がなんとなく日本人という感じがした。

ヘレナに彼女は日本人かときくと、
僕の発音が悪いからか通じない。
もう一度きくと、彼女はそう思うと答えた。

そしてヘレナが彼女に確認したところ日本人のようだった。
何だかちょっと警戒されているように感じるものの
話しかけた。僕としては全く見たことがない人だった。

午後になってから彼女は来たわけだが、
この時間から来て並ぶのである。

何とか最前列に行かせたいと思った。
とにかく助けれるだけ助けようと思った。

彼女にいろいろときいた。しかし僕も寒さと緊張感で
いっぱいだったので結局良くわからなかった(笑)
名前はマリと言ってた。印象に残っているところとしては
かなこさんお気に入りのkillersのバッジをしていた。

彼女は当然番号振られていないわけである。
まず、番号振っているが絶対無視するようにってことと
あと僕が最前列に行けたら場所とってあげるからと伝える。

まあルール破りだが僕はこれをしなくてはいけないと
感じた。日本人でこんなことをする人間はもはやほとんどいない。
何とかしたいと思った。

僕は彼女についていくつか尋ねた。興味があった。
でも彼女から僕個人のことは何もきかれなかったから
向こうにとってはどうでもよかったのだろう。
というかうるさかったのかも(笑)

何でも彼女はスコットランドに留学しているらしい。
出身は東京と言ってた。千葉?この千葉が彼女の苗字なのか
千葉県を意味しているのか僕にはわからなかった。千葉なら
東京じゃないし(笑)

まあいいや。

彼女にモリッシーが来日するって話があることを伝える。

彼女は、来年はオーストラリアに留学するのでオーストラリアかなと言ってた。
日本ではコンサートが盛り上がらないということも言ってた。

僕は、それを嫌というほど感じた。感動が大きければそのギャップは
激しい。絶望もした。サマソニは95年と比べたら比較にもならない。
しかし、あのときでさえ、大阪でモリッシーを見たときは感動した。

僕は彼女に、いつまでも同じ状態を維持することはできないと言った。

どうしようもならない現実というものがある。
大事なのは、どんな現実があろうとも自分はどうなのかということだと思う。

「誰がどんな反応をしようとも僕は変わらないし、僕のスタイルは変わらない」

「モリッシーがマラジャステッドツアー以降、
ツアー日程から日本をはずしたことにも
問題がある」と彼女に言ったと思う。

マラジャステッドツアーは、ほぼ来日確定というところで
ポシャった。僕は来日を待っていたのだが、
この経験で来日を待つということから決別した。
待ってちゃ駄目である。自分から行かないと。

あと、
「モリッシーが来ても小さい会場でしかできないと思う。
だけどこの状況下で単独で来日するのは勇気あるよねと」
と言ったと思う。

留学していて日本のコンサートをを見れないなら
オーストラリアのコンサートに行けばいいと思ったのでそれを彼女に伝えた。
ブライトンにはオーストラリアからファンが来ていた。
きっと熱心なファンがいるのだろう。

僕はオーストラリアには行ったことがない。
スタンディングなら行ってみてもいいかな。
僕も対象範囲を広げないと(笑)

他にもいろいろと話をした。

僕の経験談とかを話したら、それだけ前にいれば
モリッシーは覚えてるんじゃない?って言われた。

もちろん覚えてると思う。いろいろあったからと答えた。

本当にいろいろあったから。。。。。。

話しているうちにやっぱり同じモリッシーのファンだからか
何か身近な人のようにも感じられた。
不思議と初めて話しているとは思えないくらいだった。
とっても良い人に感じた。

彼女が「ジョブライアスのCDを買って、それがとても良かった。」
って言っていて
それを聞いて僕は、
心の中でジョブライアスは、モリッシーのファンやっていれば
だいたいみんな聞いていて、lonely planet boyを言っているのだな
と思った。

僕的には「x ray spexはどう?」と言いたかったが言わなかった。

だって
かなこさんにx ray spexが好きなんですよっていうと
かなこさんの目が笑っているのである。

僕的には真剣に好きなんだけどなあ、、
ギャグじゃないんだけど。。。。。。。。
だから彼女にx ray spexは?とは言わなかった。

しかし、Cigarettes,Warrior In Woolworth はモリッシーがかけていたし。
また、The Day The World Turned ....もかけていたと思う。

I cant do anythingなんか、

I cant love
I cant hate
I cant even get to hell
I cant do anything

っていう大変申し訳ありませんでしたと
降伏してしまいそうな改心の一撃である。いや、一曲か、、、、
ま、いいや(笑)

モリッシー関係では、ロイヤルアルバートホールで
前座をしていてpony clubについて

「pony clubは、ライブはイマイチだったけど、アルバムは良かった」

と言った。

彼女から明日の予定を聞かれたので、
明日は、the thrillsを見ると答えた。この同じ会場でである。
僕はモリッシーが来ると思っていた。だからそのことも言った。
実際モリッシー目撃とはいかなかったが、その日はその日でいろいろ
あった。またこれは後日書く。

彼女は、翌日イギリスに戻ると言っていた。

あと、この日はコンサートのあとモリッシーナイトがあった。
クラブでひたすらモリッシーやスミスの音楽がかかって
お酒を飲んで踊るイベントだ。
1999年にモリッシーの前座をしていたsackのボーカルとギターが
DJをやる。その情報をイアンから聞くので
彼女に紙を見せる。今日モリッシーナイトあるんだけど行く?
SACKってバンドのメンバーがDJやることを伝える。

友人が行くから、いっしょに行くと言っていた。

といろいろ話しているうちに時は流れひたすら並ぶことになる。
僕は先頭のほうで待機する。
何としても最前列だと強い意思を持って。

続く

写真 リンク x ray spex

http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=23786