旅行記2004年12月17日
ブライトンセンターに着く、午前10時過ぎ。
もう、ずぶ濡れ。寒すぎる。
何人かすでに会場に来ている。見かけた顔がいる。
毛布をかぶって座り込んでいる人も
女の子が僕に話しかけてくる。
少女「わたしはあなたをマンチェスターで見かけた。」
僕「ああ、僕も君を覚えているよ。名前なんだっけ?」
少女「ヘレナ。」
ヘレナ「あなたの名前は?」
僕は自分の名前を言うが発音が難しいのでまずわからない。
結局書かないと駄目。
彼女もよく理解できなかったみたい。
イタリアから来たヘレナは、マンチェスターにモリッシーを見に来ていた。
僕とかなこさんもそこにいた。
僕も座り込んで並ぶ。ドアが開くのは6時30分だった。
並んでいるファンたちといろいろ話す。そもそも僕が英会話をやっている
本当の理由はこれである。何時間もずっと待つわけで、
その間はやはり話すしかないし、
自分と目的を同じくする人たちがいる。
彼らもモリッシーを愛しているのだろう。
だから彼らと知り合いになる。共通のものに向かって何か闘っているという
感じがある。
1999年に初めてであったスコティッシュの
イアンハミルトンと再会する。
また、同じく1999年に初めて出会い、デヴィッドツェンを
紹介してくれたマリリンスーとも再会した。
マリリンは、GENEの解散ライブで日本人にあったと言っていた。
僕をしっている日本人に?
あきこさんかな?最近まったく連絡してないので良くわからない。
彼らと最新のEMAILアドレスを交換する。僕も最前線に復帰しなくては、
アメリカ、オーストラリア、イギリス、イタリア、そして日本から
という面々だった。
2時ぐらいになってかなこさんが来る。
僕はロンドンのコンサートチケットを手渡した。
そして僕の旅行ケースを彼女の部屋に預かってもらった。
実はその夜、ロンドンへもどらなくてはならなかった。
ホテルはロンドンで予約したからだ。
よってホテルはチェックアウトしていて荷物を持っている状態。
会場にクロークがあるかどうかを尋ねたところ、
あるがセキュリティチェックになるため並んでも
最前列にはなれないだろうということだった。
仕方ないのでその夜ブライトンに宿泊するかなこさんに預けた。
その夜はやはりブライトンに泊まるべきだった。
失敗した。
かなこさんとはいろいろと話をした。
まずモリッシーのコンサートチケットについて
ロンドンのチケットをまず最初に売り出した
wayaheadは、僕はロイヤルアルバートホールで痛い思いをしたので
2度と使わないということを話した。
あの時は本当にドアが開く数十分前じゃないと手に入らなかった。
BOXOFFICEでの受け取りしか駄目だった。
だから、売り出したときも買わなかった。チケットマスターが売り出した日に
購入し忘れて結局ソルドアウト。ebayを見るがどこもかしこも国内オンリー
結局EMAILして日本に送ってくれるという人と直接やりとりして
なんとか手に入れた。総額では118ポンドくらいだった。
前座のジェームス メーカーは、モリッシーの幼なじみだということや、
the tearsの話などいろいろと話した。
かなこさんのモリッシーのおっかけをしてたときの経験談など
楽しかった。
しかし、長いこと寒い中で待つ。ドアが開く時間が近くなるほど緊張感はまし
辛くなる。本当に辛い。当然横入りする人間も出てくる。
誰が来ようとも自分の場所は自分で守るしかない。
まさに戦場。日本見たくちゃんと並べとかそういう論理は通用しない。
言っても無駄であるし、そんな時間もない。あと個人的な意見だが横は入りが
いついかなるときも必ず悪いとは僕は思っていない。
だけど僕はちゃんと早く来て並ぶ。それが誰にも何も言わせないもっとも確実な道だから。
ドアが開いてそこから勝負であるダッシュする。
結局最前列になる。前座のジェームスメーカーは最悪で僕は爆睡した。
モリッシーが出てくる前、またモリッシーセレクションでいろいろな歌がかかる
pony club のsingle
pony clubのファーストアルバムは偉大だと思う。
僕は大好きだ。sack,jobriathなど様々な歌がかかる。
いよいよモリッシー登場、詩の朗読みたいなものの後に出てくるが
これが何なのかわからない。ニコ?よくわからない。
1曲目「How soon is now?」
生きているうちにこの曲が目の前で見れて幸せだった。
歌っている最中にモリッシーが僕のほうに来る。僕は手を伸ばした。
そしたらなんとモリッシーは僕と握手しだした。しかも僕だけと、、、
僕はあまりにうれしくて本当に心からうれしいという気持ちが表情に出た。
なんていうんだろう、こんなことって実はあまりない。
僕は心からうれしかったし幸せだった。そしてモリッシーもうれしそうだった。
その後他の曲でステージの右側に行ったとき僕はかなこさんにモリッシーは手を
さしのばしていることがわかった。なんとなくそう感じた。
なぜなら彼は僕のこともかなこさんのこともおぼえているのだから。
ライブが終わってからかなこさんに「モリッシーの握手しました?」
と尋ねたところ「うんうん」と言ってた。
握手すればいいのに僕は思ったが、かなこさんにはかなこさんの感覚があり
「わたしに握手してほしいということなのと思ったけど、
そんなもんいまさらしない!」
と最近かなこさんはモリッシーに厳しい(笑)
とても良いライブだった。最前列でみれたことも幸せだった。
モリッシーが
クリスマスについ「君たちがクリスマスを乗り越える忍耐力をもつことを
望むよ」
みたいなことを言ってて、かなり笑えた。
クリスマスは、ショップリフティングのための日?(万引きの日)
ってことを言いたいみたいだけどかなりそれが笑えた。
自分にプレゼントくれる人なんていないし、一人ぼっちだし
たくさんのお店がクリスマスプレゼントを売っている。
自分ができることといえば万引きすることぐらいといいたいのだろう(笑)
Friday Mourningで
You are a loser
と歌うときに自分を指していたこれも忘れられない。
もうひとつ思い出だが、
外で並んでいるときファンの女の子がこの歌を歌いだし、
You are a loserと他のファンを指差して歌っていたのはかなり
笑えた。
Bigmouth strikes againも聞けてうれしかった。
かなり盛り上がった。
あと以前ブログにも書いたが、パティスミスのredondo beach
これが良かった。
モリッシーのオリジナルかと思わせるぐらいすばらしいカバーだった。
ライブ終了後あわててかなこさんのホテルに向かい
かなこさんが来てからすぐ旅行ケースをうけとり
タクシーでブライトン駅へ向かう。
ヴィクトリアへの最終電車に間に合う
乗ったときはくたくたで電車で眠る。疲れた。
夜中0時30分ぐらいにヴィクトリアに着く。
電車は無いのでホテルまでタクシーで向かうが
タクシーが行列。寒い中また並ぶ。何とかタクシーに乗り
ホテルに着いたのが1時30分。さすがにホテルの人から
嫌な顔される。最悪な客である。
さて明日はアールズコート
(つづく)