京都のアンティークフェアは、毎回何かしらの出会いがあります。 10月24日、初日の会場はいつも以上に熱気に包まれていました。 そんな中、ふと目に入った棚の奥。 亀印籠が、じっとこちらを見ていました。 「あ、イチザン!!!!!」、一目で左一山とわかる作りの亀印籠。 甲羅の彫り、漆の艶、目の金管造り──そのすべてが、僕の胸に突き刺さりました。
実は、10年前にも左一山の亀印籠を手に入れたことがありました。 けれど、ある時どうしても欲しい根付が現れて、泣く泣く手放してしまったのです。 それ以来、ずっと心に引っかかっていた後悔。「売らなきゃよかったなあ」と。 だからこそ、今回の出会いは──偶然ではなく、必然だったのかもしれません。 値札は、なかなかの額でした。けれど、手に取った瞬間、もう値段のことは忘れていました。 「これは、買わなきゃならんです」と、そんな気持ちで。 まー、コレクターあるあるかもしれませんね。別れた品に、未練たらたらってヤツは。(笑)
店主と話したところ、「以前手放した品かもね」だって、、、 少し大きさと色合いが違うので、そんなことはないのですが、あの品が返ってきた雰囲気は十分に堪能できます。今回は、よりを戻せたちょっと嬉しい京都アンティークフェアでした。(笑)


