根付道<Netsuke Road> -36ページ目

根付道<Netsuke Road>

気楽にぶらぶら、根付蒐集の道を歩くブログです。

 こんにちは。

 根付コレクターのとら太です。コレクター目線から根付の魅力を語る第二弾です。第一弾では、多彩な図柄による魅力を紹介させて頂きました。第二弾は、姿形に素材を紹介していきたいと思います。

 

 根付というとキティちゃんストラップを思い浮かべる方が多いかもしれません。スマホや財布につけている滑り止めのようなオシャレ雑貨ですが、江戸時代の根付も腰に提げた提げ物のストラップです。帯に引っ掛けて提げるために必要だったものが、次第に凝ったものへと変化していきます。東博の根付コーナーや堤物屋さんのカタログ京都清宗根付館に詳しく出ていますね。

 

 

 その用途上、小ぶりで掌に収まる程度の大きさで作られたのです。

その大きさ、およそ数センチ、根付最大の魅力です。

小さい小さい細工物に、江戸職人の渾身の技巧込められました。

 

 この根付ですが、大きく分けて2つの形が存在しています。1つは丸型の平面根付です。おそらく最初の根付は、みなろくろで挽いた丸い平面方をしていたと思われます。これが時代が下るにつれ、凝った根付が制作されてくると形彫りが登場してきます。

 

 丸い形の根付と姿形を写した形彫根付は、時代の要望で様々な図柄が登場してきます。結果、その1で紹介したような小宇宙となる訳です。その2では、丸と形彫の2つがあり、そこに魅力が詰まっていいるんだなーと理解していただけたら嬉しい限りです。

 

 余談ですが、丸と形どちらが人気というと、圧倒的に形彫りです。立体構成された根付は6面すべてにおいて楽しめる、丸彫よりも形彫り!!!!という意見は江戸でも同じだったようで、現存する江戸根付達も形彫りがメインで丸彫は非常に少なくなっています。個人的には、薄高肉彫りする丸彫り根付は絵の要素が必要な高い技巧を要求されていますので好きなのですが、、、やっぱり形彫り根付にはかないませんよね。(笑)

丸彫根付は、透かしの柳左根付や金属蓋がついた鏡蓋根付を生み出していきますが、その話は別の機会に書こうと思います。次回、その3は素材について書こうと思います。

 

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