今回の記事は、根付の魅力その5に分類されるものになります。僕が、根付の周辺環境で面白いと感じる部分です。
僕は、国際根付ソサエティという組織に入っています。この組織は、海外の根付が好きな人が集まってできたもので、50周年を迎える程の歴史がある組織です。日本人もいますが、ほぼほぼ外人の会員で占められています。
半世紀もの間、外人コレクターやディーラー根付の研究内容を発表し続けていて、海外における根付人気を象徴する組織でもあります。
今回の春号はというと、江戸の検校の研究内容や羽根つきについての考察等でした。日本人でも知らないようなことを、根付や浮世絵に絡めて詳しく調べています。インバウンドでただ観光来日するのではなくて、一般の人が文化そのものを研究しているのです。根付収集を通して、日本の文化が根付コレクターの間に広がっているのを感じます。
海外のオークション情報は、何がいくらで落ちたのか、現在の人気のバロメーターを表します。僕は、これが一番面白いかな。
日本では人気がなさそうな無銘の品が、メチャメチャ高かったりすると笑ってしまいますね。藻スクールは海外では安いなんて話を聞きますが、たしかに日本の骨董屋さんよりは、安いけどそこそこのお値段はしています。細かいの好きな外人や日本向けに売るディーラーなんかも参加していているので、メチャメチャ安いなんてことはありません。
さらに最近は、アメリカやイギリスで象牙の販売が禁止され根付の象牙製も御法度になっております。ヨーロッパ大陸の国々で開催されるオークションは大丈夫なのですが、これにも様々な規制がかけられてしまい取引が難しくなっているのが現状です。
今回のパリのオークションでは高額な象牙製根付は不落札続出、逆に木製の根付は高値を付けています。根付の価格推移については、別の記事で書こうかなと思っていますので、今回はこれまでに致しますね。国際根付ソサエティの本の内容については、他にも色々と書きたいものもありますが、長くなりそうなので次回以降に書いていく予定です。
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